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スズキのインドにおける四輪車生産台数が2000万台を達成!

MotorFan / 2018年6月5日 11時35分

スズキのインドにおける四輪車生産台数が2000万台を達成!

スズキ株式会社はインドにおける四輪車の累計生産台数2000万台達成を発表した。

スズキのインド生産は35年で2000万台の大台に突入!

 スズキ株式会社は2018年6月4日、インドにおける四輪車の累計生産台数が2000万台を達成したことを発表した。2000万台達成は日本に次いで2番目であり、1983年12月の生産開始から34年5カ月での達成は日本の45年9カ月を抜いて最速となる。いかに、スズキがインド市場に根付いているか、そしてインド市場が急速に伸びているかを如実に表す数字と言えるだろう。

 最多生産車種は約317万台を生産した「アルト」で、記念すべき2,000万台目となったのはグジャラート工場で生産された「スイフト」だった。

 

 スズキは1983年12月に、現在の子会社マルチ・スズキ社の前身であるマルチ・ウドヨグ社で生産第一号車「マルチ800」をラインオフ。以来、インドの経済成長に伴う需要拡大に合わせて生産台数と車種を増やしてきた。

 現在では、マルチ・スズキ社のグルガオン工場とマネサール工場に加え、スズキ100%出資により設立した生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社のグジャラート工場の3拠点で、「ディザイア」「バレーノ」「アルト」「スイフト」「ワゴンR」「ビターラ・ブレッツァ」など16車種を生産している。2017年度の生産実績は約178万台で、インド国内で165万台を販売し、欧州、日本、アジア、アフリカ、中南米など、100を超える国や地域へ13万台を輸出した。

初代「マルチ800」(1983〜1986)は五代目フロンテ(画像)をベースに、アルトの直3エンジンを800cc化して搭載。インドで最も安価な乗用車であった。
「ディザイア」は2017年5月に登場したスイフトのセダンモデル。日本未導入のモデルだ。
「バレーノ」はインド生産モデルが輸入車として日本に導入されている。
2000年(五代目モデル)からインドでの生産が始まった「アルト」は800ccの「アルト800」(画像)と1000ccの「アルトK10」をラインナップ。
スズキの世界戦略車「スイフト」。インド生産の2000万台目となった。
「ワゴンR」もインドで生産されるスズキ車の一台。こちらも2000年(二代目モデル)からインドでの生産を開始している。
2016年2月にリリースされたコンパクトSUV「ビターラ・ブレッツァ」は、同年、インドのカーオブザイヤーを受賞している。

生産台数推移/1983年12月生産開始
100万台達成:1994年3月
500万台達成:2005年4月
1,000万台達成:2011年3月
1,500万台達成:2015年5月
2,000万台達成 2018年6月

生産台数上位5車種
1:アルト(800/1000cc) 317万台
2:マルチ800(800cc) 291万台
3:ワゴンR(1000cc) 213万台
4:オムニ(800cc) 194万台※
5:スイフト(1200/1300cc) 194万台

※「オムニ」は800ccのエンジンを搭載した初代エブリィ・ワゴンのインド生産車。

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