AE86に搭載される「4A-Gエンジン」。チューニングのキモである『ブローバイ対策』とは?
MotorFan / 2018年7月13日 19時25分
エンジン回転が上がっていくとエンジンのフリクションも上がっていくのも当然だけど、そのフリクションの一つに「ブローバイガス」がある。そのブローバイガスをコントロールすることで、高回転まで負荷が少なく対策前よりもキレイに回るようになったりするのだ!!
燃焼効率の向上とフリクションロスの低減は、箱車(市販車)をベースにチューニングする上でとても重要なこと。プライベートで基本設計はなかなか変えられないけど、できる部分を工夫して加工しその効果が出た時の喜びは何物にも代えがたいもの。制約が多いなか、自分で出来る範囲で楽しめるのもG-ワークスで登場しているクルマたちの楽しみ方だけど、その中でも突出していると言ってもいいのがTOYOTA AE86が搭載する4A-Gエンジン。さまざまなチューニングが試され、現在では1800cc程度にボア×ストロークUPされて、230psを超えるエンジンも少なくないほどだけど、ピークパワーだけでなくあらゆる工夫を凝らしてフィーリングを上げたり、最高出力に至る到達速度を上げたりすることもできる。
そのひとつに「ブローバイガス」がある。エンジンが発生するブローバイガスは、高回転になるとクランク回転等の邪魔になり、エンジン内部の内圧が回転を抑制させてしまう事もある。(エンジンの設計による)
そのすべての内圧がブローバイガスと言うことでは無いけど、ブローバイガスをどのように抜いて抑える(制御)するか? ということはレースの世界では重要であり、一緒に出てきてしまう空気の混じったエンジンオイルの処理も悩みどころでもある。
7月21日発売のG-ワークス9月号でこのような事により、ライバルとの差が少しずつ開いていく加工を解説しているので参考にして欲しい。地道な加工だけどその地道な作業が速さに繋がるのを本気の人は知っている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
別物に生まれ変わる! エンジンスワップの世界で定番4つ~カスタムHOW TO~
レスポンス / 2024年4月13日 6時30分
-
なぜ40年前の「AE86(ハチロク)」が今も人気? 1000万円の個体も! でも昔は「タダであげてた」ってマジか!? 事情通に聞いてみた
くるまのニュース / 2024年4月5日 12時30分
-
速度とアングルを追求する! ドリフト競技車両の最新トレンド~カスタムHOW TO~
レスポンス / 2024年3月30日 6時30分
-
日産「新型スカイライン」は2024年内に登場!「GT-R」手掛ける匠の“手組みエンジン”搭載でシリーズ最強の「爆速スーパーセダン」に進化する! 歴代モチーフの「レトロ風デザイン」にも熱視線
くるまのニュース / 2024年3月26日 20時10分
-
ワークス系エアロメーカーが創り出すプラスαな世界の魅力 ~TRD/NISMO/STI~
レスポンス / 2024年3月23日 10時0分
ランキング
-
1結婚式当日に体調不良に……用意していたご祝儀はどうすれば良い? 【冠婚葬祭のプロが解説】
オールアバウト / 2024年4月17日 20時35分
-
2道の駅に出没した“ぶつかりおじさん”。証拠を突きつけると「警察にだけは言わないで」と泣きついてきて…
日刊SPA! / 2024年4月17日 15時53分
-
3上方修正の「ビックカメラ」下方修正の「ヤマダデンキ」何が家電業界トップ2の明暗を分けたのか
MONEYPLUS / 2024年4月18日 7時30分
-
4免許の「更新講習」がオンライン化! 「ゴールド免許」以外でも対象、エリアは? 反響は? 24年末にエリア拡大へ
くるまのニュース / 2024年4月16日 9時10分
-
5プーチン氏が“やられると困る”作戦とは? 「第三国でも攻撃するぞ」発言の真意 ウクライナのF-16登場を前に
乗りものニュース / 2024年4月18日 6時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください