アウディ:重ね塗りを必要としない塗装技術を2019年から量産車に導入へ

MotorFan / 2018年7月19日 18時25分

アウディ:重ね塗りを必要としない塗装技術を2019年から量産車に導入へ

ふたつの色をひとつの塗装プロセスで。アウディは上塗り・重ね塗り塗装を必要としない新たな塗装方法を導入する予定だ。この最新の塗装技術では車のボディなどの特定の表面をひとつのプロセスの中で数種類の色を塗装することが可能になる、とても経済的かつ資源に優しい技術だ。

 インゴルシュタットに位置するアウディの塗装工場で、アウディはこの塗装方法で黒色のルーフと別のボディカラーの塗装を一回の塗装で済ませる方法を研究している。従来では対照的な2色を塗装する際はマスキングを施して該当箇所以外が塗られないようにしてから塗装し、乾いた後同様の手順で2色目を塗るという、非常に手間や材料などがかかった方法であった。

 この新たな塗装方法ではクルマを塗装する前に、高精度なロボットが屋根とサイドパネルフレームの継ぎ目を測定したうえで特殊な塗布機がミリ単位の精度で塗装する。この特殊な塗布機は塗装を一層目でミスト状ではなくはっきりした境界の仕上がりにするので、マスキングや上塗りする必要がない。

 この手法だと時間もコストも削減でき、環境にも優しい。マスキングテープなどもいらず、必要な塗料の量も少ない。アウディはこの革新的な塗装技術を早くも来年から量産体制に取り入れる予定で、顧客のニーズにより的確に応えられるようにする狙いだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング