日産の5.6ℓV8! 直噴からポート噴射へ移行したユニークなエンジン
MotorFan / 2018年10月14日 17時45分
■ VK56DE シリンダー配列 V型8気筒 排気量 5552cc 内径×行程 98.0mm×92.0mm 圧縮比 9.8 最高出力 236kW/5200rpm 最大トルク 522Nm/3400rpm 給気方式 NA カム配置 DOHC ブロック材 アルミ合金 吸気弁/排気弁数 2/2 バルブ駆動方式 直接駆動 燃料噴射方式 PFI VVT/VVL In/×
昨今のエンジンの多くがポート噴射仕様をベースに直噴(+過給)へ進化しているのと対照的に、VKシリーズは直噴タイプが最初に登場し、それがポート噴射に置き換わるという経緯を持っている。デビューモデル・VK45DD登場の頃の直噴技術は希薄燃焼をベースにしていたため過渡域特性に難があり、また最新の排ガス規制に対応できない等の要因で現在生産されているVKシリーズはすべてポート噴射である。
先代V8・VHに比べて徹底的な軽量化と合理化が図られたのが特徴。チタン合金性吸排気バルブや軽量ピストンの採用、シリンダーヘッド周りのVQシリーズとの共用などは、結果的にエミッション適応と高性能の両立が図られた絞り込み技術の象徴といえる。
高出力&トルクを発揮するための素養は充分で、SUPERGTやル・マンLMP2のベースエンジンとして多用される。6気筒エンジンは次第に直4+過給もしくはハイブリッドに移行しつつあるが、大排気量V8の需要が依然としてある北米・豪州向けには供給が続くだろう。
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