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エムティーアイ:観光型MaaSアプリを開発

MotorFan / 2018年12月4日 17時40分

エムティーアイ:観光型MaaSアプリを開発

みちのりホールディングス、岩手県北自動車(岩手県北バス)、エムティーアイは、バスで利用可能なMaaS(Mobility as a Service)アプリを12月中旬にリリースし、岩手県北バスが運行する仙台空港~松島・平泉・花巻線で無料提供を開始する。なお本サービスでは、宮城県の仙台空港発着二次交通利用拡大事業委託業務と連携し、インバウンド利用を促進することを目指している。

 MaaSとは、鉄道やバスなど複数の交通手段を一つのサービスとして、 検索から予約、 支払、 発券までを取りまとめ、 スマートフォン一つで行うことで利便性向上を図る次世代交通サービスのこと。このMaaSアプリは、バス検索から予約・支払・発券までを行い、さらには沿線の観光施設の紹介およびクーポンの発行といった機能をスマートフォンひとつにまとめた次世代交通サービス。また日本語以外に、英語、韓国語、繁体字、簡体字に対応しており、インバウンド旅行者にも便利に利用できる。

仙台空港~松島・平泉・花巻線の特長

・日本三景・松島と世界遺産・平泉を仙台空港および花巻空港から結ぶ東北観光のプラチナルート。
・仙台空港から松島海岸までは55分、中尊寺は2時間50分。花巻空港を起点にすれば、中尊寺は1時間。松島海岸は1時間58分。国内外から空港利用の顧客が非常に便利に利用できる。
・ガイドが同乗し、観光案内・情報を提供。
・外国人向けに5言語アナウンス・システムを導入(英語・中国語・韓国語・タイ語・日本語)。
・全車に「Michinori FreeWi-Fi」を装備。国内外すべてのキャリアに対応し、タブレット端末やPCでも乗車中無料でWi-Fiを利用できる。
・バス利用者は松島観光物産館および平泉レストハウスで手荷物を無料で預け“手ぶら観光”ができる。


  本アプリでは今後、クーポン提供店舗の拡大や事前購入等の機能を強化し、観光客の利便性を改善することで、日本人旅行者だけでなく、特にインバウンド旅行者の積極的な取り込みを図る。こうした機能強化によってバス路線沿線の観光施設との連携を強化し、バスによる送客機能を充実させ、地域経済の活性化に資する観光型MaaSモデルの実現を目指す。

 また、本サービスの本格的なサービス展開に向けて、当面、仙台空港~松島・平泉・花巻線にてサービス機能の検証、及び利便性の改善を行い、段階的にみちのりグループの各路線への展開を予定している。みちのりグループでは東北・北関東の6社で、観光客をターゲットにした企画切符等を発売している路線が約50路線あり、今後はこうした路線への展開を目指す。

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