1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

CBR650Fとはひと味違う! ホンダ、ロードスポーツモデル「CBR650R」を発売

MotorFan / 2019年1月21日 16時0分

CBR650Fとはひと味違う! ホンダ、ロードスポーツモデル「CBR650R」を発売

Hondaは、水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・648ccエンジンを搭載し、コンパクトなフルカウルを装備したロードスポーツモデル「CBR650R」を、Honda Dreamより3月15日(金)に発売する。

ホンダ・CBR650R(マットバリスティックブラックメタリック)…… 1,036,800円

ホンダ・CBR650R(グランプリレッド)……1,069,200円

 CBR650Rは、扱いやすい車体サイズに低回転域から高回転域まで伸びやかな回転フィーリングを堪能できる直列4気筒エンジンを搭載した従来モデルの「CBR650F」をベースに開発。ワインディングや高速走行などでの、よりスポーティな走行における“操る楽しみ”に焦点を当て、「エキサイティングな走りの堪能 直4 Middle CBR R」を開発のキーワードに、車体・足回り、パワーユニットの各部を熟成させつつ、スタイリングを一新。名称を従来のCBR650FからCBR650Rへ変更した。
 車体・足回りは、フレームの構成部品や製法を変更するなど剛性バランスを見直すとともに、さらなる軽量化とマスの集中化を図ったほか、新たに倒立フロントフォークや軽量化した新デザインのアルミホイールを採用するなどより運動性能を高め、軽快で上質なライディングフィールを実現している。
 パワーユニットは、扱いやすいトルク特性としながら従来モデルに対して高回転域の出力を向上させています。また、ライダーの疲労軽減や安心感のある走りに寄与する、アシストスリッパークラッチやHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)※1を新採用。より扱いやすく快適でスムーズな乗り味を実現し、“操る楽しさ”の向上が図られた。
 スタイリングは、新デザインのコンパクトなフルカウルを装備し、ヘッドライト、テールランプなど全灯火器類にLEDを採用している。

※1 Honda セレクタブル トルク コントロールはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがってHonda セレクタブル トルク コントロールを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません

CBR650Rの主な特徴

●車体・足回り
・フレームのピボットプレート部はプレス成型品を組み合わせたボックス構造に変更し、軽量化と高剛性化を高次元で両立させている。
・シートレール下側のパイプがピボットプレートに接合される位置を上方に移動させ、軽快感のあるシルエットにするとともに、シート後端を短縮してマスの集中化に寄与。
・ステップ位置を従来モデルに対し上側後方に設定するとともに、セパレートハンドルをトップブリッジ下側に締結しハンドル位置を下げることで、ワインディングなどでの走りをより楽しめるライディングポジションとした。
・アルミホイールは5本Y字型スポークの新デザインを採用。剛性の最適化を図りながら各部を薄肉化することで軽量化を図った。
・サスペンションは新たにフロントフォークを倒立式とし上質で軽快なハンドリングに寄与させるとともに、リアサスペンションとスイングアームとの締結部にピロボールを採用して、クッション作動性と路面追従性をより高めている。
・フロントブレーキにはラジアルマウントキャリパーを新たに採用。また、従来モデルと同様にABS※2を標準装備している。

※2ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステム。ABSを装備していない車両と同様に、コーナーなどの手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます

●パワーユニット
・ピーク回転にかけて谷のない回転上昇フィーリングを提供する出力特性に変更し、扱いやすさを高めるとともに、高回転域の出力向上を図っている。
・より高回転型の特性とするため動弁系の諸元を変更し、出力向上とスムーズなトルク特性に寄与させている。
・ピストンは頭部形状を変更し燃焼室形状の最適化を図りました。合わせてイリジウムプラグを採用し混合気をより効率良く燃焼させることで、吹け上がり感と優れたスロットルレスポンスに寄与している。
・新設計のエアクリーナーには専用のツインラムエアダクトを採用。走行時の風圧(ラム圧)により高速域でのエアクリーナーボックス内の気圧を高めることで燃焼室への吸気充填効率を向上させ、高速域でより鋭いエンジンの吹け上がり感を実現した。
・新たにアシストスリッパークラッチを採用。アシスト機構により、クラッチレバーの操作荷重を軽減させるとともに、シフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減するスリッパー機構を備えることで、より“操る楽しさ”の向上が図られた。
・新たにHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を採用。前後の車輪速度差から算出された値に基づき燃料噴射量を調整することでエンジントルクを最適化し、リアタイヤの駆動力を制御することで後輪スリップを緩和します。左ハンドルのスイッチ操作でON/OFFの切り替えが可能。

●スタイリング
・LEDデュアルヘッドライトの採用など、CBRシリーズのイメージをより強調したスタイリングに一新。高速走行時のライダー居住性とワインディングなどにおける車体切り返し時の軽快感を両立させた、軽量コンパクトなデザインのフルカウルを装備している。
・カラーリングは、レーシングイメージのグラフィックを施しスピード感を表現した「グランプリレッド」と、ブラックを基調とした落ち着いた印象の中に高彩度なレッドをアクセントとして取り入れた「マットバリスティックブラックメタリック」の色を採用している。

●その他の装備
・急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させるエマージェンシーストップシグナルを新たに採用している。
・新設計のメーターは軽量コンパクト化を図ったフルフラットデザインを採用するとともに、ギアポジションインジケーターなどの機能を新たに追加している。

主要諸元

車名・型式 ホンダ・2BL-RH03
全長×全幅×全高 (mm) 2,130×750×1,150
軸距 (mm) 1,450
最低地上高 (mm)★ 130
シート高 (mm)★ 810
車両重量 (kg) 207
乗車定員 (人) 2
燃料消費率※3(km/L) 国土交通省届出値
 定地燃費値※4(km/h) 31.5(60km/h定地走行テスト値)<2名乗車時>
 WMTCモード値★(クラス)※5 21.3(クラス3-2)<1名乗車時>
最小回転半径 (m) 3.0
エンジン型式・種類 RH03E・水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒
総排気量 (cm3) 648
内径×行程 (mm) 67.0×46.0
圧縮比 ★ 11.6
最高出力 (kW[PS]/rpm) 70 [95]/12,000
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 64[6.5]/8,500
燃料供給装置形式 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 ★ セルフ式
点火装置形式 ★ フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 ★ 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量 (L) 15
クラッチ形式 ★ 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比
 1 速 3.071
 2 速 2.352
 3 速 1.888
 4 速 1.560
 5 速 1.370
 6 速 1.214
減速比(1次★/2次) 1.690/2.800
キャスター角(度)★/トレール量(mm)★ 25°30´/101
タイヤ
 前 120/70ZR17M/C(58W)
 後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式
 前 油圧式ダブルディスク
 後 油圧式ディスク
懸架方式
 前 テレスコピック式
 後 スイングアーム式
フレーム形式 ダイヤモンド

■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)  
■製造事業者/本田技研工業株式会社

※3燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※4定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※5WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください