「ヨーロッパのクルマづくりの造形の巧さを感じる」アウディe-tronのQ4とGTをスバルの前デザイン部長・難波治教授が語る
MotorFan / 2019年3月14日 12時0分
スバルの前デザイン部長で現在は、首都大学東京で教鞭をとる難波治教授が、ジュネーブ・モーターショーを取材。デザインチェックと写真撮影をおこなった。第五弾は電動化を推し進めるアウディのe-tronの2台を取り上げる。e-tron GTとQ4 e-tronである。 COMMENT & PHOTO◎難波 治(NAMBA Osamu/首都大学東京教授) まとめ◎MotorFan.jp編集部
e-tron GT
アウディのブースに来ています。e-tron GTというショーモデルがあります。
MF:これは、LAモーターショーでワールドプレミアされたアウディスポーツが手掛けたモデルで、2020年後半に発売予定だそうですよ。e-tronですから、もちろんEVです。
これはセダン型のGTです。これ、すごくいいですね。
スタンスをしっかり見せようという造形、その造形の組み立てを視覚的にも見せようとする有効なモチーフ、 もちろん全幅が相当あるので、スタンスはいいに決まってはいるのですが、その手法というかアーキテクチャーの作り方というか……これがすごいですね。とても強く見えるところが魅力ですし、AUDIとして新しく感じます。
アウディが持つ、少しソフトで女性的な柔らかさみたいなものから最近は脱皮しようとしてきていますが、ここにきてイメージをグッと引き締めるクルマが出てきた感じがします。
Q4 e-tron
その隣にあるQ4 e-tronも同じように非常にしっかりしたスタンスを見せる造形をしています。
MF:このクルマは、ジュネーブが世界初公開です。こちらもEV。サイズは、全長×全幅×全高:4.59m×1.90m×1.61mです。幅はともかく、比較的コンパクトです。
スクエアな感じは崩さず、いたずらにいろんなところを小さく倒したりせず、しっかりと見せる。それなのにこの大きさのボディをに重たく鈍重に見せない。やはりタイヤへのボディの載せ方がいいからですね。サーフェイスもダルなところが見えません。一日の長を感じるというか、やっぱりヨーロッパのクルマづくりの造形の巧さと実力を感じてしまいますね。造形でここまでしっかりと差を付けられてしまうと、やっぱり強いですね。そう思いました。
MF:なるほど。では続けて欧州メーカー、シトロエンへ行ってみましょう。
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