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マグナ:新しい生産拠点を2拠点開設で、中国での拠点拡張進む

MotorFan / 2019年5月10日 8時5分

マグナ:新しい生産拠点を2拠点開設で、中国での拠点拡張進む

 マグナは、この度、中国で生産拠点を2拠点開設、グランド・オープニングイベントを行い、中国でのマグナの継続的な成長を色濃く象徴している。長沙市の新しい拠点は、広州汽車集団(GAC)の子会社である広汽零部件有限公司(GACC)との合弁会社で、2018年末から世界的自動車メーカーのクロスオーバー向けコンポジットバックドアの生産が始まっている。また、今月に入り、上海の新しい生産拠点でも、中国市場向けの米国ブランドの複数機種向けにアクティブ・エアロダイナミクス・グリルシャッターの生産が開始した。

 マグナ エクステリアのプレジデントである Grahame Burrow氏は「この2拠点は、マグナにとって成長著しい製品セグメントである軽量なコンポジットバックドアとアクティブ・エアロダイナミクスを象徴する拠点です」とし、「軽量なコンポジットとアクティブ・エアロダイナミクスは、CO2排出削減と燃費改善の達成の一役を担います」とコメントしている。

 軽量且つリサイクル可能なコンポジットバックドアへの需要の高まりは、クロスオーバーやSUV市場の世界的な成長と同様に高まってきている。マグナのバックドアモジュールは、スチール製の従来品より最大25%の重量削減を達成し、燃費改善と排出ガス削減に寄与する。また、コンポジット材は、高低差や小さいRがある形 状が可能になるなど、デザインに高い自由度を与える。さらに、マグナのシステム組立方法や納品方法にもメリットがあり、バックドアモジュール自体の複雑さや初期投資の削減、また、自動車メーカーの完成車生産拠点での生産効率アップなどのベネフィットが見込まれる。

 アクティブ・エアロダイナミクスは、車両の走行負荷を低減することにより、燃費効率や排出ガス削減へのニーズへのさらなる取り組みにつながる。マグナのアクティブ・エアロダイナミクス技術は、ここ数年で大幅に成長し、今では、1千万台以上のアクティブ・グリル・シャッターシステムが量産・採用されている。コンパクトカーから商用車まで、全ての車両に適用可能なアクティブ・アンダーボデー、アクティブ・ホイール・デフレクター、アクティブ・リア・ディフューザーなど、マグナのエアロダイナミクス製品イノベーションは他にもある。

 マグナは、中国に55の生産拠点と13のエンジニアリングセンターがあり、2万2千名以上の従業員を擁する。また、マグナは、51Job.com や Zhaopin.com で「Employer of Choice(魅力があるとして選ばれる企業)」にも選ばれた。

4月29日の上海プラント開所式。アクティブグリルシャッターを手に。

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