山田洋次監督作で吉永小百合と二宮和也が共演!「素敵な親子役を演じたい」

Movie Walker / 2014年12月17日 18時11分

山田洋次監督作『母と暮せば』は吉永小百合×二宮和也共演作

山田洋次監督最新作『母と暮せば』(2015年12月12日公開)の製作発表記者会見が、12月17日にグランドプリンス高輪で開催された。主演の吉永小百合、二宮和也、黒木華、山田監督、松竹代表取締役社長・迫本淳一が登壇し、吉永は「また、山田学校に戻ってこられてうれしく思っております」と挨拶。息子役の二宮については「二宮さんのファンからにらまれそうな気がしますが、素敵な親子を演じさせていただきます」とおちゃめに語った。

井上ひさしのヒロシマを舞台にした戯曲「父と暮せば」、井上の残した沖縄についての資料と構想を基に、蓬莱竜太が劇化した「木の上の軍隊」。この2本の他、もう1本、ナガサキを舞台にした「母と暮せば」というタイトルの作品が“戦後命の三部作”として作られる予定だったという。山田監督は、井上の遺志を継ぎ、本作の製作に踏み切った。山田監督は「この年になり、こういう機会に巡り会えたのは幸運で、運命のようなものを感じています。生涯でいちばん大事な作品を作ろうという気でいます」と熱い思いを口にした。

吉永と親子役で共演する二宮は、開口一番に「すごく緊張しています」と告白。「常に映画のなかにいる人たちが目の前に現れた感じなので。監督の指導の下、吉永さんといっしょにやる呼吸も含め、随時対応していけるよう、いろんなものを吸収していきたいです」とあふれる思いを語った。また「全国の吉永ファンににらまれないように、私も気をつけたいと思っております」と最後に言って、笑いをとった。

黒木華は、二宮扮する浩二の恋人役だ。「二宮さんの恋人役とか、本当に大丈夫だろうかと思っています」と恐縮しながらも「本当に素敵な親子をたくさん撮られてきた山田監督。『小さいおうち』(14)ですごく素敵な経験をたくさんさせていただいたので、勝手にお父さんのような存在でいまして。また呼んでいただいて光栄です」と喜んでいた。

吉永が「私は“戦後何年”という言い方がずっと続いてほしいと思っています。そういうなかで出演できるってことは、私にとって、とても意義があると思います」と言っていtが、4人共、戦争についての映画を作ることの意味を深くかみしめていた様子だった。『母と暮せば』は、2015年春に撮影を開始し、秋の完成を目指し、2015年12月12日(土)に公開となる。【取材・文/山崎伸子】

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