秋ドラマの傾向を分析! オススメは『先に生まれただけの僕』『明日の約束』

マイナビニュース / 2017年10月30日 10時0分

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衆議院総選挙の影響で放送開始が延期になっていた『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?』(フジテレビ系)を最後に、すべての秋ドラマがそろった。

初回の視聴率では、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が20.9%を記録する盤石のスタート。新作では池井戸潤原作ドラマ『陸王』(TBS系)が14.7%、『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)が11.4%を記録したが、その他の作品は例年や今夏と比べて厳しい船出となった。

しかし、録画やネット視聴の多い現状ではこの数字はあてにならず、そもそもドラマの視聴率と面白さは別問題。秋ドラマで本当に面白くて、今後期待できるのはどの作品なのか? 今期もドラマ解説者の木村隆志が、俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視」したガチンコで、秋ドラマの傾向とおすすめ作品を挙げていく。

秋ドラマの主な傾向は、[1]民放各局のカラーが見事に分散 [2]社会の敵や問題と向き合うヒューマン作 [3]主演俳優の極端な高齢化 の3つ。

○傾向[1] 民放各局のカラーが見事に分散

今秋は、かつてないほど民放各局のカラーが見事に分かれた。

日本テレビは、綾瀬はるか×主婦&元工作員の『奥様は、取り扱い注意』、櫻井翔が商社マン&校長の『先に生まれただけの僕』、ディーン・フジオカが脅迫屋&ダジャレ男の『今からあなたを脅迫します』。"強力主演×話題性"をかけ合わせた3本で勝負している。

TBSは、池井戸潤の原作を『半沢直樹』チームが手がける『陸王』、『木更津キャッツアイ』『流星の絆』などを手がけた脚本・宮藤官九郎と演出・金子文紀コンビの『監獄のお姫さま』、好評の第1シリーズに『逃げ恥』の那須田淳プロデューサーと今年「向田邦子賞」を受賞した矢島弘一を脚本に加えた『コウノドリ』。自信と野心あふれる"超強力布陣"をそろえた。

フジテレビは、市議を目指す主婦が社会問題に切り込む『民衆の敵』、スクールカウンセラーが生徒の死と学校問題に対峙する『明日の約束』。凸凹コンビの刑事が女性絡みの事件に挑む『刑事ゆがみ』。政治、学校、事件がテーマの"硬派路線"で、「視聴者の身近な問題に寄り添おう」という姿勢が見える。

テレビ朝日は、シーズン16の『相棒』、シーズン17の『科捜研の女』、シーズン5の『ドクターX~外科医・大門未知子』。"シリーズ作に専念"することで、「刑事と医療で固定ファンをがっちり囲い込んで、視聴率を確保しよう」という単純明快なスタンスをさらに進めた。

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