「2017年秋ドラマ」18作を視聴&ガチ採点! - 『先に生まれただけの僕』ほか4作、高評価の理由

マイナビニュース / 2017年10月31日 11時0分

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18作品がそろった2017年の秋ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。

別記事(秋ドラマの傾向を分析! オススメは『先に生まれただけの僕』『明日の約束』)において、秋ドラマの主な傾向を[1]民放各局のカラーが見事に分散 [2]社会の敵や問題と向き合うヒューマン作 [3]主演俳優の極端な高齢化 の3つと分析。おすすめドラマとして、『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系 土曜22時)、『明日の約束』(フジテレビ系 火曜21時)、『ブラックリベンジ』(日本テレビ系 木曜23時59分)、『ユニバーサル広告社』(テレビ東京系 金曜20時)、『陸王』(TBS系 日曜21時)の5本を選んだ。

本記事では、それらを含む全作品のショートレビューと、目安の採点(3点満点)を挙げていく。

○『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』 月曜21時~ フジテレビ系

出演者:篠原涼子、高橋一生、石田ゆり子ほか
寸評:政治を扱った意欲作だが、極端に正直で貧乏なヒロインのキャラ造形が、視聴者の感情移入を妨げている。終盤の演説が心に響かないのは、登場人物がカメラ目線で話すなどの軽い演出も影響しているだろう。助演にハマリ役が多いだけに主演をどう輝かせるのか、スタッフ次第。
採点:【脚本☆☆ 演出☆ キャスト☆☆ 期待度☆】

○『明日の約束』 火曜21時~ フジテレビ系

出演者:井上真央、及川光博、仲間由紀恵ほか
寸評:学校と母子の問題をハードに描き、笑いはなし。今秋も、高視聴率狙いの方程式を無視して世界観や見応えを重視する関西テレビの矜持が見える。ミステリー要素も強く、抑えの効いたキャストの演技も好印象。井上vs仲間だけでなく、すべての俳優に見せ場がありそう。
採点:【脚本☆☆☆ 演出☆☆☆ キャスト☆☆☆ 期待度☆☆☆】

○『監獄のお姫さま』 火曜22時~ TBS系

出演者:小泉今日子、満島ひかり、菅野美穂ほか
寸評:「クドカンワールド炸裂」と言いたいところだが、あまりに自由度が高すぎて視聴者が置きざりに。序盤は演技派女優たちが渋滞して、魅力を発揮しているとは言い難い。宮藤官九郎の脚本と金子文紀の演出でクスッとさせられるが、真に迫るシーンとの緩急がほしい。
採点:【脚本☆☆ 演出☆ キャスト☆☆ 期待度☆☆】

○『奥様は、取り扱い注意』 水曜22時~ 日本テレビ系

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