公差って何?これだけは知っておきたい3D CAD知識 (21) 実現の期待が大きくなってきた「3D図面」ってどういうもの?

マイナビニュース / 2017年11月15日 14時0分

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こんにちは。11月に入り、徐々に冷え込んできましたね。ウィンタースポーツをされる方にとっては、いよいよシーズン到来、ワクワクされているのではないでしょうか? ウィンタースポーツではありませんが、私はランニングをするので、これからが大会シーズンで楽しみが増えてきます。寒い季節こそ、身体を動かしたいものです。

今回は、3D CADツールの最新動向として、私が参加したイベントのお話をしたいと思います。

先日、都内で開催された「SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2017」に参加させていただきました。午前中が基調講演、午後は多くの分科会が設けられていました。聴講したい分科会がたくさんありましたが、身体は一つしかないので、その中でも興味深いタイトルのセッションを聴講してきました。

ちょうどこの時期にSOLIDWORKS の最新バージョンである2018がリリースされたばかりとのことで、新機能が紹介されていました。

私の主観も入っていると思いますが、ミッドレンジレベルの3D CADの技術レベルは、SOLIDWORKSとAutodesk Inventorが双璧を成していると思います。市場への浸透という意味ではSOLIDWORKSが圧倒的なシェアを誇っていますが、CADの機能という視点では、この2製品がトップを争っている印象です。

その証拠にここ数年来、両製品の新機能は、ほぼ同じものが追加されています。特に顕著なのが「関連性を保ちながら他社のCADデータをダイレクトに読み込む機能」と、設計の最適化機能、つまり「トポロジー最適化(ジェネレーティブデザイン)」です。

ジェネレーティブデザインについては以前、この連載の第6回でご紹介しました。より最適な形状を定義するために人間が考えるアイディアの限界を超えた形状を提案してくれる機能として注目されており、実用が期待される機能です。

同社が公開している新機能解説の動画では、部品の両端の留め付け位置の大きさは変えず、その間のパーツの形状を最適化した結果を提示する様子を見ることができます。

そして、個人的に最も気になった機能は、3D図面化機能です。SOLIDWORKS MBDというモジュールを使用して実現するもので、3Dモデルに対し、製造にデータを渡すにあたって必要な情報(PMI:Product Manufacturing Information)を直接記入し、ペーパーレスを実現します。

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