Apple Storeの無料学習講座「Today at Apple」の「Music Lab」に参加 - 誰でも作曲できちゃう!?

マイナビニュース / 2018年2月14日 10時0分

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AppleがApple Storeで実施している無料の学習講座「Today at Apple」のセッション「Music Lab」に参加してみた。「オリジナリティあふれるサウンドを作ろう」と題されたこのセッションでは、英国のスタートアップ企業「ROLI」が開発・販売を手がける新世代の電子楽器やAppleの音楽制作アプリ「GarageBand」を使ってオリジナルの楽曲を作っていく。

セッションの冒頭、スタッフから、この時間、どんなことをやっていくのか説明があったのち、アメリカのヒップホップグループ「Wu-Tang Clan(ウータン・クラン)」のリーダーであるRZAのメッセージビデオを参加者全員で視聴。RZAは音楽家としてだけでなく、役者としての顔を持つ。ジム・ジャームッシュやクエンティン・タランティーノの作品などに出演したことでも知られている。このセッションはRZAがキュレーションを手がけており、ビデオでは得られたインスピレーションをどうアウトプットしていくのか、表現者としてどんなことを大切にすべきかといったことが語られ、昨年、Wu-Tang名義でリリースしたアルバム『The Saga Continues』の音源がROLIの製品「ROLI BLOCKS」向けのサウンドパックとして提供されていることが明らかにされた。

RZAは人の心を揺さぶるアーティストとして3つのことを学んで欲しいと説く。一つ目は「自分の音階を把握すること」、二つ目は「オリジナルなサウンド作りをすること」、三つ目は「常に実験的な試みをすること」なんだそうだ。このうち、「自分の音階を把握すること」がどういうことなのか分りづらかったが、それを見つけると、自分の表現もきっと見つかるそうなのだ。ちなみにRZAは、秘密にしてるがAマイナー(イ短調)が好みだとのことだ。

さて、それではiPad ProとROLIの製品を使って曲作りに……という展開なのかと思ったが、意表をついて、まず手にして欲しいと言われたのはApple Pencilだ。何をするかというと、iOS標準アプリの「メモ」に曲のイメージや構想を書き留めていくというものだった。誰にどんな曲を聞かせたいのか、どんなことにインスパイアされたのかなど、思いついたことをApple Pencilで書き込んでいく。それがある程度纏まってから曲のイメージ作りに入っていくのだ。成る程、この作業には合点がいく。例えば、明るい雰囲気にしたいなら調性はマイナー(短調)よりメジャー(長調)がにしたほうが良いだろう。AマイナーにするかCマイナーにするのかは好き好きかもしれないが、歌う人によっては、ある音から上の音域が出ないことがある。となるとキーを下げなければならないが、実はキーを上げ下げすることでも曲の雰囲気は少し変わる。なので「誰が歌うのか」は意識してキーは決めたほうが良い。RZAが言いたかったのはこういうことだったのではないだろうか。

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