JAL国際線の次期主力機・エアバスA350-1000ってどんな飛行機?

マイナビニュース / 2018年2月15日 6時0分

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●A350 XWBの市場規模--A350-900とA350-1000の相違性
「国際線長距離のメインの機材として、現在飛んでいるボーイング777-300ERの後継機に」とJAL代表取締役社長の植木義晴氏が話すのが、エアバス機最大の最新双通路型機であるエアバスA350-1000だ。2017年11月には欧州航空安全庁(EASA)および米連邦航空局(FAA)より型式証明を取得し、2018年2月20日に初号機がカタール航空に納入される予定となっている。

JALは2013年10月にA350 XWBを31機(A350-900を18機、A350-1000を13機)発注しており、A350-900は2019年度より受領する。A350-1000の受領時期はまだ未定だが、今後のJALの主力機として世界の空を駆け巡ることが期待されている。では実際、どのような機材なのだろうか。
○8,100海里を行く3クラス制・366席の双通路型機

A350 XWBの航続距離は8,100海里。これを東京発で見てみると、欧州・アフリカ、あるいは北米へノンストップで飛行することができる。飛行距離が伸びることを考えると、燃費効率をいかにして上げるかとともに、長時間のフライトでも快適に過ごせる機内環境・設備が必要だ。その意味でも、最も静かな双通路客室、高い空気質、最適化された客室高度・温度・湿度を満たすことも、A350 XWB開発において重視された。

A350-1000は標準型のA350-900より7m長い胴体を持ち、40%広いプレミアムクラスのスペースを確保する。A350-1000は標準の3クラス制で366席を装備し、18インチ(45.72cm)幅の快適なエコノミークラス席を備える。また、前世代の競合機に比べて燃費を25%削減する。これらの特長を踏まえてA350-1000のことをごく簡単に言うと、国際線長距離路線においてより多くの乗客を乗せられる、快適かつ経済的な飛行機がエアバスに加わったということになる。

○就航前からA350-1000は11社より169機受注

一度、A350-1000の市場を整理してみよう。エアバスは今後20年の世界航空機需要として、約3万5,000機の新造機・貨物機の需要を予測しており、市場価格は5.3兆ドルと計上している。その内訳は、A320などの短通路型機が2万4,800機、A350 XWBなどの双通路型機が8,700機、そして、A380などの超大型機が1,400機と予測している。

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