Office 365、ランサムウェア対策としてOneDriveに「ファイル復元」機能

マイナビニュース / 2018年4月6日 11時4分

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米Microsoftは4月5日 (現地時間)、サイバークライム対策として、OneDriveに「ファイルの復元」と「共有リンクのパスワード保護」を、Outlook.comに「メールの暗号化」と「フォワード制限」などのオプションを追加すると発表した。Office 365契約者を対象に「ファイルの復元」は5日から、他の機能は数週間中にロールアウトを開始する。

ファイルの復元機能は1月からOneDrive for Businessで提供し始めた機能を個人向けのOneDriveでも利用できるようにしたもの。ランサムウェアに感染してファイルにアクセスできなくなっても、ファイルの復元を使って過去30日間のいずれかの時点の状態に戻せる。ランサムウェア対策以外にも、誤操作による削除、ファイルの破損、他のウイルス感染などの対策としても有効。なお、Office 365はランサムウェアの検出機能を備え、ランサムウェア感染の疑いがある時にメール、モバイルデバイスやデスクトップの通知で警告を受け取れるように設定できる。

共有リンクのパスワード保護は、OneDriveを通じてファイルやフォルダーを共有する際に、共有リンクを受け取った人がパスワードを入力しないとアクセスできなようにする。

Outlook.comは接続を暗号化しているが、メールの受取人が暗号化していない他のメールプロバイダーからアクセスする場合、コミュニケーションが読み取られる可能性がある。メールの暗号化はそうした漏洩の心配のないエンドツーエンドの保護を実現する。暗号化されたメールは、Outlook.com、Outlookのモバイルアプリ (iOS、Android)、Windowsのメール・アプリで読め、他のメールサービスと同じように返信できる。

フォワードの制限は、Outlook.comから暗号化して送ったメールを受け取った人がメールを転送またはコピーできないようにするオプション。それらのメールに添付したOfficeドキュメントはダウンロード後も暗号化され、ダウンロードした添付ファイルを転送または共有しようとしても、ファイルを開くことはできない。
(Yoichi Yamashita)

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