ヴイエムウェア、通信事業者向けNFVプラットフォームの最新版

マイナビニュース / 2018年6月14日 14時12分

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VMware APJ 副社長兼最高技術責任者(CTO)を務めるブルース・デイヴィー氏

ヴイエムウェアは6月13日、通信事業者向けの5Gに対応したネットワーク機能仮想化(NFV)プラットフォーム「VMware vCloud NFV-OpenStack Edition 3.0」を発表した。

VMware APJ 副社長兼最高技術責任者(CTO)を務めるブルース・デイヴィー氏は、「通信事業者を取り巻くビジネスモデル、ネットワークとクラウド、コネクテッド・エコシステムに変革が起こっている。『柔軟性に乏しい』『閉鎖的』『高コスト』『複雑』な現在のネットワークアーキテクチャでは、高い市場競争力を維持できない」と、通信事業者にとって新たなネットワークアーキテクチャが不可欠となっている背景を説明した。

ネットワークに変革とモダナイゼーションをもたらすのが、「VMware vCloud NFV」というわけだ。同製品には、コンピューティング、ストレージ、ネットワーク、管理、運用機能が搭載されているが、ハードウェアを仮想化して共通の基盤とすることで、複数のVNFの統合管理を実現する。

製品から見ると、VMware vCloud NFV 3.0には、サーバ仮想化製品「VMware vSphere 6.7」、同社がサポートするOpenStackディストリビューション「VMware Integrated OpenStack 5.0」、ログ管理製品「VMware vRealize Log Insight 4.6」、運用管理製品「VMware vRealize Operations 6.7」、ストレージ仮想化製品「VMware vSAN 6.7」が含まれている。

デイヴィー氏は、VMware vCloud NFV 3.0の特徴として「ネットワーク・パフォーマンスの向上」「キャリア グレードのネットワーク」「顧客が意図する状態を維持するサービス保証」「オープンスタンダードのサポート強化」を挙げた。
ネットワーク・パフォーマンスの向上

今回、データプレーン開発キット(DPDK)ベースの手法が追加されたことで、データ プレーンネットワークのパフォーマンスが向上した。DPDKベースのネットワークにより、ネットワークインフラ全体のコストに加え、電力、冷却、ラック設置面積に関するコストを低減するという。

NTTコミュニケーションズ、Teliaなどのユーザー企業が新たなNSX 分散仮想スイッチ(N-VDS)のEnhanced Data Pathモードによるベータ版テストを実施した結果、パケットサイズに応じてネットワークのパフォーマンスが3~5倍向上したという。
キャリア グレードのネットワーク

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