「リノベーション済み」のマンションはアリなのか

マイナビニュース / 2018年10月7日 7時0分

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○リノベーションとは? リフォームとどう違う?

「リノベーション」は新たに認知された言葉です。それまで一般的であったリフォームとどう違うのでしょうか。不動産業界が新たなニーズを求めて、「リノベーション」という言葉を活用し始めたことが認知の理由の一つです。

長く続く経済の低迷や震災を経て、日本人はようやく「絆」など「モノ」ではない価値に改めて目を向けるようになりました。そうした気運の中、若い世代では中古の比較的安価なマンションを購入して、思い通りにリノベーションして、自分達の「暮らし」を創造しようとする傾向が生まれてきました。

リノベーションとは「新しい暮らし」「新しい価値の創造」へ発想の転換といった意味合いを、より強調する時に使われるものだと思います。設備や単なる間取りの変更ではない、「ときめきのある暮らし」というソフト面に焦点を当て、日本の住生活がようやく本当の「質の時代」へと向かうことを示すキーワードといえます。

リノベーションとリフォームを正確に区分する規定はありません。我が家も数年前に模様替えをしましたが、一般的基準からすると我が家はリノベーションではなくリフォームとなりそうです。しかし、やがて来る老後の生活の新しい価値を求めての投資であって、気持ちはリノベーションなのです。

我が家の今後の生活に必要なものは、家事負担が削減でき効率的な収納、趣味に没頭できる空間や長年の夢である本に囲まれたコーナー、在宅業務になったので快適な事務空間と接客スペースといったきめ細やかな空間設定なのです。

リノベーションは目に見えない価値の創造であるので、意図を伝え理想的な空間を手に入れるには、相当のエネルギーが必要といえます。
○リノベーションのメリット・デメリット

メリット……メリットとしては以下のものがあります。
1. 新築より価格を抑えられる
2. 思い通りの内装・空間・設備等が選択できる
3. 中古物件は多種多様。立地や広さなど、希望に合ったものが見つかる可能性がある。
4. 一つの建物を長く使い続けることにより、地球環境保全に寄与する。

デメリット……デメリットは下記のように、とにかく手間隙がかかることです。
1. 思い通りの設計を実現できる建築士や施工業者選びが大変
2. 暮らしの意図を伝える努力とエネルギーが必要
3. 理想の暮らしを実現するために時間がかかる
○リノベーション済みの物件とは

リノベーション済みの物件が売りに出されていて、それが自分たちのニーズに見合っていれば、前述のデメリットは解消されます。価格が妥当であれば、購入に問題はないでしょう。しかし、リフォーム+α程度のものであれば別ですが、本当の意味での自分たちにフィットする物件はそう見つからないはずです。

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