騙されない投資家になるために 第12回 経済指標はこう読め!

マイナビニュース / 2018年10月12日 9時16分

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騙されない投資家になるために……。投資の初心者が知っておくべきこと、勘違いしやすいことを、できるだけ平易に解説しようと思います。その第12回は、経済指標の読み方です。

みなさんは、投資をする際に経済指標をチェックしていますか。経済指標はそれこそ星の数ほどあり、それらが何を意味するかよく理解していないので、「経済指標はほとんど見ない」という方も多いかもしれません。

米国の雇用統計という経済指標があります。これは世界の投資家に非常に注目されており、毎月のデータが発表される原則第一金曜日の朝(日本時間の同夜)はFX(外国為替証拠金取引)の世界ではお祭り騒ぎになることもあります。

それだけ相場が大きく動くことがあるのです。
○経済指標の使い方

では、経済指標をどう使えば良いでしょうか。後述する「市場予想」との比較で、景気が良いと判断できれば、株や通貨を買い、債券を売る。

逆に、景気が悪いと判断できれば、株や通貨を売り、債券を買う、といったところでしょうか。もっとも、経済指標の結果に対して、プロの投資家が瞬時に判断して相場に反映させるので、初心者がそれを出し抜いて利益を上げるのは至難の業でしょう。

そうではなく、経済指標から景気や金融政策の大まかな方向性を判断して、中長期の投資方針の策定に使うべきでしょう。

そして、経済指標をチェックしながら、引き続きその方針で良いのか、それとも修正を加えるべきかを判断することが重要だと思われます。

経済指標をみて自ら判断するのは難しいとしても、少なくともメディアなどの市況解説が十分に理解できる程度にはなりたいものです。
○そもそも「市場予想」とは何か

「市場」という個体があり、それが事前に経済指標の予想を出している。というわけでは、もちろんありません。

市場予想とは、市場参加者の平均的な見方であり、実際に経済指標が発表されるまでは、それが相場に織り込まれている(=相場の前提となっている)と考えることができます。

具体的には、情報提供会社が複数のエコノミストやアナリストにアンケート調査して、その回答の中央値(あるいは平均値)を市場予想として発表しています。したがって、情報提供会社によって市場予想は異なる場合があります。

ほとんどのエコノミストやアナリストが同じ予想をしていて、それが市場予想になるケースもあれば、幅広い予想があってその中央値がたまたま市場予想になるケースもあります。

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