日本人の出世欲、低すぎ? アジア各国との仕事への意識の差が浮き彫りに

マイナビニュース / 2019年2月22日 17時29分

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アジア向けのリサーチ事業を展開するDI Asiaと海外向けPR事業を展開するカーツメディアワークスはこのほど、アジア3カ国および日本における「働き方」をテーマにした調査の結果を発表した。同調査は2018年11月15日~12月15日、ベトナム、タイ、インドネシア、日本の4カ国で、会社に勤務している20代~40代の男女500名を対象にインターネットにより行われた。

普段生活している中で、最も時間を割いていることを聞いてみたところ、「仕事」と最も多く答えたのは「インドネシア」(75%)だった。一方、「家族」を最も重視していたのはベトナム(48%)で、タイや日本とほぼ真逆な結果となった。

「仕事」を重視しがちな印象の日本は、意外にも「仕事」と答えた人は46%と半数を割っており、代わりに「趣味」に時間を割いている人が多かった(20%)ことが特徴的だった。

ちなみに他国で「趣味」の人は、タイ(6%)、ベトナム(9%)、インドネシア(5%)と1ケタ台。「ワークライフバランス」の考え方は、日本でも徐々に浸透してきているのかもしれないと両社は見ている。

「働き方改革」で大きなトピックスとなっている「残業」についても質問した結果、残業する理由として、「残業代を稼ぎたかったから」と答えた割合が多いのは「ベトナム」(30%)と「タイ」(27%)。しかし、「インドネシア」の第1位は「上司からの依頼」(25%)、日本では「自分の仕事が終わらないから」という理由が37%で圧倒的な第1位となった。

また、「一緒に働く人の仕事を手伝いたいと思ったから」という理由をあげた「同僚思い」の割合は、1位インドネシア(24%)、2位タイ(15%)、3位ベトナム(10%)、4位日本(4%)という結果に。日本は他国に比べて、同僚をサポートするための残業はしない傾向にあることがみてとれる。

さらに、「仕事に対する意識・意欲」について2択形式で質問したところ、各国で下記のような結果となった。

出世については、ベトナム(84%)・タイ(82%)・インドネシア(70%)はいずれも7割以上の人が「出世したい」と回答。それに対して日本は「今(現状)のままでいい」と答えた人が63%と、非常に高い割合で「出世意欲」がないことがわかった。

「仲間と仕事したい」派はアジア3カ国ではほぼ80%以上なのに対し、日本は「一人で黙々と仕事したい」と答えた人が56%と半数を上回る結果となった。

アジア3カ国は70%以上の人が「新しい仕事に挑戦したい」と答えたのに対して、日本では「新しい仕事に挑戦したい」人は43%にとどまり、「ルーティーンワークを淡々と続けたい」と答えた人が57%と半数を上回った。
(MN ワーク&ライフ編集部)

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