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iPadを買うならどれがおすすめ? iPadの賢い見極め方[コネクタ編] - iPadパソコン化講座

マイナビニュース / 2024年8月29日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

iPadシリーズを購入するとき、どこをチェックしてモデル選びをすればいいのか。これまでの記事では「チップ」「ディスプレイ」「カメラ」という3つの重要ポイントについて解説してきました。今回はコネクタ(ポート)について見ていきましょう。
○わかりづらいiPadのコネクタ

一般的なパソコン同様に、iPadでも周辺機器との接続や本体の充電に用いられるコネクタ(ポート)の仕様は購入時に必ずチェックすべきポイントです。

Appleのホームページを見ると、現行のiPadシリーズのコネクタは、iPad Pro(M4)が「Thunderbolt/USB 4」、iPad Air(M2)とiPad(第10世代)、iPad mini(第6世代)が「USB-C」と記載されています。しかし、これだけでは非常にわかりづらいので、ここで整理しておきましょう。

○iPad ProはThunderbolt 3とUSB 4に対応

まず、ここで言う「Thunderbolt/USB 4」は、Thunderbolt 3とUSB 4という規格に対応していることを意味します。ThunderboltとはAppleとIntelが共同開発した通信規格で、Thunderbolt 3では最大40Gbps(USB3.0の約8倍)の転送速度を実現しています。

Thunderbolt 4やThunderbolt 5といった新しい規格も登場していますが、現在のiPad Proでは「Thunderbolt 3」に対応していることを押さえておきましょう。

また、USB 4は従来の「USB 3.0」や「USB 3.1」「USB 3.2」に続く、USB(Universal Serial Bus)の最新規格のことで、USB 4では最大40Gbpsをサポートしています。一部違いはあるものの、USB-4はThunderbolt 3をベースに作られた規格であるため、基本的には仕様は両方ともほぼ同じと考えて良いでしょう。

これによりiPad ProはThundebolt 3やUSB 4に準拠した周辺機器と接続できます。Thunderbolt 3もUSB-4もコネクタの形状はUSB-C(USB Type-C)となっていますので、一般的にはUSB-Cで接続可能なデバイスであれば利用できると考えて良いでしょう。

また、Thunderbolt 3はThunderbolt 1および2、USB 4はUSB3.0やUSB 2.0などとの下位互換性があります。ただし、コネクタの形状が異なる場合はそれらのコネクタを搭載したThunderbolt 3/またはUSB-C接続のハブ/アダプタを利用して接続する必要があります。

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