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赤星憲広、阪神野手のキーマン指名「僕はやっぱり…」「彼がいかに出塁率を上げられるか」

マイナビニュース / 2024年8月29日 17時30分

画像提供:マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が25日、YouTubeチャンネル「ytv阪神応援チャンネル『トラトラタイガース』」で公開された動画「逆転優勝へ! 赤星が挙げる投打のキーマンとは!?」に登場。残り30試合を切ってからの、阪神野手のキーマンを指名した。

○野手のキーマンは中野拓夢

チャンネルスタッフから残り試合での野手のキーマンについて問われた赤星氏は「難しいよね」と一言。その後、近本光司の重要性を述べたうえで、「僕はやっぱり、中野くんだと思う」と、中野拓夢の名前を挙げた。

中野は日本一に貢献した昨年、143試合に出場して打率.285(164安打)、2本塁打、40打点、20盗塁と素晴らしい成績を残したが、その今シーズンの成績について、赤星氏は「正直ここまで打率落とすとは誰も思ってなかったと思う」と本音を漏らしながら、「今、2割3分でしょ? それはちょっとね、上位を打つバッターとしては出塁率も含めて低すぎると思うし」「今年1年ずっとやってて、正直良かったなって月ってあんまなかったと思うんだよね」と私見を述べた。

また、近本・中野の1・2番コンビについても、「もちろんバントという作戦で2塁に送ってってのもあるんだけど、近本、中野という繋ぎがうまくできると去年みたいな得点パターンにできるので。となった時に、バントでしか得点圏に行けないとなると1点しか取れない。でももし、中野くんがバントじゃなくてヒットで繋げると、1点じゃなくて2点とか3点入る可能性が出てくるので」と指摘した。

そして、赤星氏は「ここからめちゃくちゃ状態上げろって難しいかもしれないですけど」と前置きしながら、「彼がいかに出塁率を上げられるか。1・2番が出てクリーンナップで返す、残ったところに前川くんが返すとか、そういうふうにならないと今のタイガースは点にならないので」と、中野をキーマンに挙げた理由を改めて説明していた。

【編集部MEMO】
「ytv阪神応援チャンネル『トラトラタイガース』」は、読売テレビで20年以上にわたり放送されていた阪神タイガース応援番組『週刊トラトラタイガース』が、YouTubeチャンネルとして復活したもの。オープン戦から阪神の試合のハイライトなどを中心に配信している。動画には、赤星憲広氏や鳥谷敬氏ら阪神OBのレジェンドも登場し、シーズン中の阪神についての解説だけでなく、現役時代の秘話も語っている。
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