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iPhoneのSafariとGoogle Chromeの脆弱性のサイバー攻撃への悪用確認

マイナビニュース / 2024年8月31日 19時7分

2024年7月、Google Chromeバージョン121、122、123を使用するAndroidユーザーに対し、「CVE-2024-5274」および「CVE-2024-4671」を悪用するエクスプロイトが配信された。配信元Webサイトは「mfa.gov[.]mn」のみとされる。

この攻撃では、最終的に次の情報を窃取するマルウェアが展開された。

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Chromeの履歴
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○影響と対策

Googleはこのキャンペーンに使用された最終ペイロードの分析などから、ロシア政府の支援を受けているとみられる脅威グループ「APT29(別名:Midnight Blizzard)」がキャンペーンに関与した疑いがあると指摘している。攻撃は修正済みの脆弱性を悪用したものだったが、アップデートを実施していないユーザーは多いとみられ、Googleは効果的な攻撃手段になり得ると評価している。

このキャンペーンの標的となったデバイスおよびWebブラウザを使用しているユーザーには、同様の攻撃を回避するためにiOSおよびGoogle Chromeを最新バージョンにアップデートすることが推奨されている。また、Googleは調査の過程にて判明したセキュリティ侵害インジケーター(IoC: Indicator of Compromise)を公開しており、必要に応じて活用することが望まれている。
(後藤大地)



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