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AIの登場で英語学習は激変する!? - 日本人にあった勉強法とは?

マイナビニュース / 2024年9月28日 10時30分

画像提供:マイナビニュース

世の中にあるさまざまな英語学習法の中で、最近にわかに注目を集めているのが、生成AIを使った学習法。英会話教室よりも気軽に始められるだけでなく、日本人の文化的特性にも合っているといいます。

生成AIを使った英語学習法のメリット・デメリットとは? AI英会話アプリ「スピーク」の日本統括を務めるYan Kindyushenko (ヤン・キンジュシェンコ)氏に聞きました。
■こんなにある! 生成AIを使った英語学習法

――最近話題の生成AIですが、AIを使用した英語学習法として、どのような方法があるのでしょうか?

ChatGPTを例に挙げると、GPT-4はある程度コミュニケーションが取れるようになってきているので、AIと英語で会話してみてもいいですし、ライティングにも使えます。いずれの場合も、AIに文法や語法の誤りなどをフィードバックさせることで、英語スキルの向上が可能です。

面白い使い方として、自分で英語の文章を一段落書いた後、次の一段落をAIに書かせて、交代でストーリーを作成するという方法もあります。自由な形で新しいものを生み出すという使い方は、まさに生成AIが得意とするところですね。

リーディングでは、自分のレベルに合った英語の書籍をリコメンドさせる、既存の英語の物語を自分のレベルに合った文章に書き換えさせるなどの使い方も考えられます。

――アイデア次第でいろいろな活用法があるのですね。

ただ、ChatGPTのような汎用性の高い生成AIはいろいろなことができるかわりに、使う人のリテラシーや発想力が問われます。例えば、TOEIC700点を目指すなら、TOEIC700点レベルの語彙(ごい)のリストを生成AIに出してもらうという使い方もできますが、果たしてそれが最も効率の良い学習法なのかという問題があります。

汎用的の高い生成AIを英語学習に使おうとすると、どうしても使い勝手が悪い部分が出てくるでしょう。英会話を学びたいなら、英会話に特化したツールの方が効率良く学べるので、一旦ChatGPTなどでAIを使った英語学習を体験してみた後、英語学習に特化したAI英会話サービスやオンライン英会話などを利用するのがいいのではと思います。

――スピーキング、ライティングなど生成AIを使った英語学習法はいろいろですが、日本人に特に向いているのはどの学習法でしょうか?

英語を学ぶ目的にもよりますが、日本の文化的特性や日本の英語教育の特徴などを踏まえると、やはり英会話ではないでしょうか。日本にはミスを恥じる文化があるので、間違うことを恐れて英語が話せなくなっている方が多いですが、AIが相手なら間違いを気にすることなく、気楽に話せます。

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