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スズキの新型「スペーシアギア」はどう変わった? デザイン担当に聞く!

マイナビニュース / 2024年9月21日 11時30分

沖野さん:ボディ色は低彩度のカラーがメインですが、アクセントカラーのオレンジはあえて高彩度にしました。アクティブでありながら、どの車体色にも似合う彩度を狙って開発した色です。オレンジにもいろいろな色味がありますが、冒険心を高める、高揚感のある色を探してたどり着きました。

――ワンポイントのアクセントカラーに何色を選ぶかは、かなり迷いそうですね。ライムグリーンみたいな色でもよさそうですし……。

沖野さん:アウトドアにはカーキとかベージュとか、いろいろな色域がありますから、幅広く検討した中で、遊び心を表現できる赤味寄りのオレンジを設定しました。

――エンブレムにもこだわりがあるんですか?

長嶋さん:コンセプトとしては、先代に比べ、ハードで機能的な質感と個性あるアウトドアスタイルを狙って開発しました。「ビード形状」も入れて道具感やタフさなども表現しつつ、個性的にということで、少しの表面積でアクセントとしてオレンジを入れたコーディネートにしました。

インテリアにカーキグリーンをチョイス

――インテリアのカーキグリーンがクルマのキャラに合っていますね。

沖野さん:基本の内装色はブラック、メインの加飾のカラーがカーキグリーンです。車体色との合わせも含めて検討しました。ビードの部分にまで色を入れているのは、標準タイプおよびカスタムとは異なる配色です。スペーシアギアでは分厚さ、頑丈さを際立たせました。重さ感をしっかり出すために明度、彩度も下げ方向で調整しました。

――スペーシアファミリーのほかのタイプとの違いを明確化したわけですか。

沖野さん:スペーシアには3つの機種があって、差別化を求められます。暖色系の標準車、華やかなカスタムがあり、ギアではアウトドアという方向性をわかりやすく示すことができる色ということでカーキグリーンを選びました。

内外装のオレンジとのマッチングも考えた色でもあります。2色が合わさることで、個性あるアウトドアスタイルになっていると思います。

軽ハイトワゴン市場は活況! ライバルとの違いは?

――デリカミニなど、SUVテイストの軽ハイトワゴンが増えてきていますが、ライバルたちに対してスペーシアギアの強みや独自性はどのあたりですか?

中村さん:開発(デザイン)時は他社のクルマが登場前だったので、先代で評価されたところ、「武骨かわいい」ところをしっかりと継承しつつ、新しく作ろうと意識しました。

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