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穀物栽培からボトリングまでを手掛ける、フランスウイスキー蒸留所「ドメーヌ・デ・オート・グラス」が日本初上陸

マイナビニュース / 2024年9月19日 15時13分

テイスティングノート
熟成:ニュートラルコンテナー:ステンレススチールおよびアンフォラ
香り:ペトリコール(降雨時に発生する土のような匂い)を漂わせるヴュルソンには、一瞬のフレッシュさ、ジューシーな果実味、大地をよりどころとする煙るようなアーシーさが存在。
味わい:口に含んだ時のテクスチャーは滑らか、かつオイリー。まるで振り子のように、果実っぽさ、甜菜糖の甘さ、味わい深い苦味が行ったり来たりする。やがてライ麦、その旨味、ベーカリーの豊かな味わい、熟したプラム、リンドウやアガベや甘草のノートが渦巻き、それらが混じり合い全体が調和する。
フィニッシュ:洗練された甘さ、滑らかでクリームを思わせるテクスチャーが広がった先には、エキゾチックさ(レモン、チョコレート)と、広がる山々の香りが感じられる。

○ドメーヌ・デ・オート・グラス エピステーメ

パーマネントコレクションの各ヴィンテージと合わせて展開されるドメーヌ・デ・オート・グラスの数量限定エクスプロラトリーコレクション『エピステーメ』は、豊かさと複雑さを体験できるラインナップ。穀物、酵母、樽、セラー、新穀、季節の移り変わりなど、さまざまな要素が区画ごとに作られるウイスキーに味わいのニュアンスをもたらしている。

2017年の夏に、2つのロットを共通のレシピと条件下でモルティング、仕込み、発酵、蒸留。これらは2016年8月に収穫されたもので、同じライ麦品種、地場品種である「Caroasse」を100%使用し、その後、ex コニャック樽で6.5年間熟成した。ライ麦の栽培区画のみが異なっているボトルが、日本限定で発売される「R16P24■」と「R16P24●」である。ともにアルコール度数は43%で、価格は1万1,000円。
○ドメーヌ・デ・オート・グラス エピステーメ R16P24■

テイスティングノート
区画:ガベール(ThierryとEric Ailloud-Perraud兄弟が所有する区画で、オート・グラス蒸留所から11km離れたクレルに位置し、氷堆石のがれを含む粘土質ローム土壌で構成)
香り:フルボディを感じながらライ麦畑をめぐる。その香りは、真っ直ぐ滑らかで流れるような道のりを思わせる。
味わい:ライ麦のすっと伸びる様、滑らかさ、ミネラル感、純粋なスモーキーさが一口目に凝縮。植物系のノートを見せ、高山の花々をたたえた一杯が、このスピリッツの原産地の力強さ、すなわち丘陵地の起伏や標高を思い起こさせる。
フィニッシュ:滑らか、そしてあと口には軽快で心地よい苦味が現れる。

○ドメーヌ・デ・オート・グラス エピステーメ R16P24●

テイスティングノート
区画:ヴュルソン(ヴュルソンの尾根の丘陵地に位置する区画、オート・グラス農園にある小さな一区画で、仕込みに使うミネラルウォーターがこの流紋岩質の山から湧き出ている)
香り:春に煙るスミレやハイビスカスの花を漂わせるアロマ。灰に包まれたような花々の香り。
味わい:ベルベットのようなテクスチャーに、砂糖漬けのアプリコット、ライ麦のアーシーでピリッとした風味、瓶入りマーマレード、焚き火クッカー。
フィニッシュ:繊細な木のノートにほのかなバニラが混じり、ライ麦の滑らかさが広がる。
(岩木華子)



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