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「正社員で働きたい」派遣社員の割合は?

マイナビニュース / 2024年9月24日 7時3分

画像提供:マイナビニュース

マイナビは、「派遣社員の意識・就労実態調査(2024年版)」の結果を2024年9月20日に発表した。調査は2024年7月9日~16日の期間、派遣社員として勤務する20~59歳の男女1,400人を対象にインターネットにて実施したもの。

今後の雇用形態について尋ねたところ、「派遣社員として働きたい」との回答は48.2%で、「正社員で働きたい」(26.6%)を上回ったことが判明した。

過去に正社員として働いた経験のある人に正社員と派遣社員の違いを尋ねると、最も差があったのは、「飲み会の誘いなどを断りやすく、人間関係で悩まない」(差47.4pt)だった。次いで、「時間的なゆとりがある」(差45.0pt)、「未経験の業種職種の仕事に就きやすい」(差41.2pt)と続いた。

また、派遣社員継続意向の人は、正社員と比較して「時間的なゆとりがある」(差52.8pt)が最も差が大きく、次いで「飲み会の誘いなど断りやすく、人間関係で悩まない」(差51.7pt)、「働き方に多様性がある」(差49.6pt)と続いた。

「今後、正社員になりたい」(26.6%)と回答した派遣社員に、正社員になるための難易度を尋ねたところ、8割を超える人が「難しいと思っている」(86.1%)と回答。

その理由に対し、「年齢制限が正社員になるにはあると思うから」(47.7%)が最も多く、次いで「今のスキルでは足りないと思うから」(30.2%)、「派遣社員から正社員雇用された方をあまり見ないから」(28.3%)と続いた。

正社員になるハードルを下げる要素を尋ねたところ、「企業が求めるスキルを身につけている」「資格と経験がある」「即戦力としての武器がある」「未経験から育ててくれる会社が増えれば」などの回答が目立つ傾向がみられた。

正社員化の誘いや申し出に対する経験を尋ねると、「派遣先や派遣元から正社員化の誘いを受けた」(32.6%)が、「派遣先や派遣元に自ら正社員化の申し出を行った」(8.0%)を上回った。正社員経験の有無別でみると、経験のある人が正社員化の誘いを受けたのは34.5%に対し、正社員未経験者は24.6%と差があることが明らかになった。

一方で、自ら正社員化を申し出た割合をみると、「正社員経験者」(6.3%)よりも、「正社員未経験者」(15.4%)の割合が高く、申し出の後に正社員化された割合では、正社員未経験者では67.5%と、経験がなくても7割弱の派遣社員が正社員化されていることが分かった。

派遣社員として働く人で、派遣元のスキルアップ制度の利用有無を尋ねたところ、「利用したことがある」人は28.1%に留まった。派遣社員として働いていることに「満足している」との回答をみると、スキルアップ制度の利用者は81.4%であるのに対し、非利用者は68.6%と、利用の有無で満足度に差がみられた。

現在の平均時給をみると、スキルアップ制度利用者(平均1,619円)が、非利用者(平均1,417円)より202円高いことが分かった。また、派遣先での昇給額も、利用者(平均+109円)が、非利用者(平均+70円)を39円上回ることが判明した。
(MN ワーク&ライフ編集部)

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