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タイコエレクトロニクスジャパン、10月1日付で社名を「TE Connectivity Japan」に変更

マイナビニュース / 2024年9月24日 6時24分

画像提供:マイナビニュース

タイコエレクトロニクスジャパンは9月20日、2024年10月1日付で社名を「TE Connectivity Japan」へと変更するのに併せる形で事業戦略説明会を開催。新社名へと変更後の日本法人としての方向性や、今後の注力分野などについての説明を行った。

同社代表取締役社長/職務執行者 兼 日本/ASEAN地域オートモーティブ事業部 VP&GMの鶴山修司氏は、「日本でも65年以上にわたって事業を展開してきた。日本ならではのものづくりの精神を持って、信頼性の高い製品の提供も、国内に工場を構えることで実現し、日本の産業の発展を支えることを使命としてきた」とこれまでの日本での事業を振り返りつつ、「社名の変更は、今後も進化を続け、グローバルな視点で事業を展開していくことを示すもの。新たな社名には、我々の使命である『つなぐ』という思いを込めている。そのつなぐものとしても、世界中の人々とテクノロジー、そして未来へと続く可能性である」と、新社名に込められた意味を説明。併せて社名変更に伴って掲げた以下の3つの目標を示した。

グローバルブランドであるTE Connectivityへの名称統一とブランド力の強化
持続可能な社会への貢献
多種多様なグローバル人材の獲得につながる職場環境の構築

社名の変更とともに会社としての変革も推進。中でも「従業員の成長と働き甲斐のある環境の構築にも注力」しているとのことで、そうした環境を整えることで、「社員の能力を最大限に引き出し、ともに未来を切り開いていけるようにすることで、世界をリードし続けることを目指す」とする。

3つの市場に注力

同社は主に以下の3つの市場の発展に貢献することを通じて、その先にある持続可能な社会の実現につなげていきたいとする。

自動車・Eモビリティ
次世代ものづくり
クラウド/AI

中でもモビリティ分野は、気候変動対策として各国がモビリティに対する環境規制の強化を進めており、すでに先行する欧州や中国では、Eモビリティの効率化ニーズの高まりを踏まえ、電気自動車(EV)の800V化への動きがみられており、日本でも800V化ニーズへの対応支援などを展開していきたいとする。

また、ものづくり分野としては人手不足からの省人化・無人化ニーズの高まりを受けた産業用ロボットの適用分野の拡大や自動搬送ロボットの活用など、それらのロボットへの電力供給や工場での蓄電なども含め、多種多様な電子機器を接続させるための小型化、省スペース化、大電力化など、さまざまなニーズに沿ったソリューションを提供していくとする。

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