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「三益酒店」の三姉妹が見せる葛藤 『ザ・ノンフィクション』を作り続けるために独立したディレクターが共感した姿勢とは

マイナビニュース / 2024年9月22日 14時55分

“家族経営”となると、相手が身内だけにどうしても甘くなってしまう場面もあるのではないかと想像しがちだが、意見の違いがあれば言い争いもいとわない。そんな姿を見て、「ここまでいろいろ言い合えるのは、家族だからこそだと思いますし、やっぱりお互いが好きだという気持ちがあるからだと思います」と捉え、「3人を見ていると、“これだけ仕事に真剣に向き合えるってすごくいいな”と思いました」と刺激を受けたそうだ。

一方で、プライベートの三姉妹は本当に仲が良いそうで、「泊まらせていただいた時に、三姉妹と一緒に雑魚寝したのですが、“あの芸能人がカッコいい”とか、もうずっとガールズトークをしているんです(笑)」というだけに、仕事の時との関係性の切り替えに驚かされたという。

●妊娠に喜びも…仕事で自分が頑張れない葛藤
これまで、『セブンルール』(カンテレ)や『WBS』(テレビ東京)といった番組からも特集されてきた三姉妹だが、今回は「彼女たちの明るさだけでなく、葛藤する部分が見えたらいいなと意識しました。また、家族経営というのは難しいのではないかと想像していたので、そこもちゃんと描きたいと思いました」と差別化。それを象徴する存在が、美保さんだ。

「私と年齢も近くてお話する機会が多かったのですが、初めて親族ではない人を従業員に迎えたり、2号店を考えたりと過渡期の中で、社長としての悩みを聞く機会が結構ありました。“お店を成長させなきゃ”という思いが強い中で、お子さんを妊娠して、すごくうれしいことなんだけど、自分が頑張れないというところに、いろんな葛藤があるんだと伝わってきました」

妹たちについても、「由美さんは小学生の男の子2人を育てながらフルタイムで働いて、さらに朝4時から資格の勉強もしているんです。家ではちゃんとお母さんでありつつ、仕事にも手を抜かず、プライベートも諦めないところがあって、すごくパワフルで憧れる人も多いと思います。美香さんも、天真らんまんでありながら次のステップを考えて資格の勉強をしているんです」と、店では見せない顔を目撃。

家族経営の酒屋という特殊な事例ではあるものの、「仕事に向き合っている人でしたら、皆さんとても共感できると思います」と見どころを語った。

○「自分が本当にやりたい番組は何だろう」と退社を決断

以前は制作会社に所属し、『ザ・ノンフィクション』では、『ママにしてくれてありがとう~血のつながらない母娘の12年~』(21年6月20日放送)、『「おかえり」の声が聞きたくて ~歌舞伎町 真夜中の処方箋~』(21年11月7日放送)、『私がつながりたいもの ~スマホがないと生きられない時代~』(23年10月1日放送)などの制作に携わってきた牧野D。

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