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『光る君へ』第35話、一条天皇へ想いの丈をぶつける彰子に視聴者最注目 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年9月22日 6時0分

○見上愛の迫真の演技に「激烈直球告白最高だった!」

注目された理由は、彰子を演じる見上愛の迫真の演技に、視聴者の視線が「くぎづけ」になったと考えられる。

12歳で一条天皇に入内した彰子だったが、奥ゆかしい性格が災いして夫との距離が縮まることはなかった。藤壺の火事という一大イベントや、まひろとの出会いを経て、徐々に感情を表に出せるようになるまで成長していく姿を、見上は絶妙な演技で表現してきた。今回のシーンはあり得ないタイミングで涙を流しての告白だったが、その鬼気迫る演技にはとても引き込まれるものがあった。

X(Twitter)では、「彰子さまの激烈直球告白最高だった!」「これからの彰子さまの成長も楽しみ!」「彰子さまの涙の告白に射抜かれた視聴者は多いはず」などと、見上の演技に称賛が集まった。また「定子(高畑充希)さまに清少納言(ファーストサマーウイカ)がいたように、彰子さまにも藤式部という強力な味方がいるのが心強い」「定子さまとききょうの関係もよかったけど、彰子さまとまひろの関係もすき!」といった、2人の中宮と女房の関係を比較したコメントも見られた。

彰子を演じる見上は、中学2年の時に演劇好きの両親に連れられて観た舞台をきっかけにお芝居に興味を持ったそうだ。2021年に放映された『きれいのくに』では、容姿にコンプレックスを抱く女子高生を見事に演じきり注目を集める。2022年に放映された『liar』では佐藤大樹とW主演を務め、先輩社員に振り回されつつ、次第に惹かれていく新入社員を巧みに表現して視聴者をひきつけた。2024年に公開された映画『不死身ラヴァーズ』で映画単独初主演を務め、「好き」という想いを胸に秘めて、迷いなく全身全霊で突き進む女性を演じた。現在23歳だが実績十分の見上がこれから彰子をどのように演じていくのか注目だ。

●藤原惟規と斎院の中将のはかないロマンス
2番目に注目されたのは20時28分で、注目度78.1%。蔵人・藤原惟規(高杉真宙)と斎院の中将(小坂菜緒)のはかないロマンスのシーンだ。

「はあ…はあ…はあ…はあ…」惟規は闇夜を必死の形相で駆け抜ける。「待て!」「いたぞ!」「待て!」追っ手の声があたりに響くが、惟規は構わず斎院の塀を勢いよく乗り越えた。しかし、うまく受け身がとれず、派手な音とともに庭に転げ落ちた。

斎院の中将が、騒がしい外の様子が気になって部屋から出ると、庭には愛しい惟規が這いつくばっている。「惟規様…」斎院の中将は惟規に駆け寄ると、2人はしっかりと抱き合った。しかしそれもつかの間、「何をしておる!」と、警備の兵によって2人は直ちに引き離された。「中将の君!」「惟規様!」2人はお互いの姿が見えなくなるまで、名を呼び合っていた。

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