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『光る君へ』第35話、一条天皇へ想いの丈をぶつける彰子に視聴者最注目 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年9月22日 6時0分

第1皇子・敦康親王は999年に生まれた。生母・定子が亡くなった後は養母・彰子と仲むつまじい姿を見せてくれている。しかし彼は彰子の産んだ異母弟・敦成親王と東宮(皇太子)の地位を争うことになる。

第2皇女・ビ(※女へんに美)子内親王は1001年に生まれた。定子の忘れ形見だが、1008年に病のため夭折した。『栄花物語』にはビ(※女へんに美)子内親王が亡くなった際、一条天皇や脩子内親王が悲嘆にくれる様子が描かれている。このように、一条天皇には作中ではあまり描かれていない妃や子がいた。そんな状況で彰子が一条天皇を振り向かせるのは非常に困難だったのだ。

●「もうファイト1発にしか見えない」
第35回「中宮の涙」では、前回に引き続き1007(寛弘4)年の様子が描かれた。まひろのアドバイスを受けて、右から左に秘めた想いを一条天皇に告げた中宮・藤原彰子だったが、その真摯な告白が功を奏し、晴れてまことの妻への第一歩を踏み出した。また、まひろの弟・藤原惟規の危険な恋も印象的だった。

トップ3以外の見どころとしては、何といっても、某製薬会社のCMさながらに、左大臣・藤原道長とその一行が金峯山の断崖を乗り越えるシーンが挙げられる。Xでは「いや、もうファイト1発にしか見えない」「御嶽詣のBGM、やたら軽快で好き!」「頼通くん、すごいな!」と、迫力ある登はんのシーンと耳に残るBGMにたくさんの視聴者が反応した。また、「あんなハードな御嶽詣をド派手な衣装でこなした宣孝ってすごかったんだ」「そういえば宣孝様も行っていたよね」と、かつて黄色い衣装で御嶽詣をこなした今は亡きまひろの夫・藤原宣孝(佐々木蔵之介)を思い出した視聴者からのコメントも見られた。

次に自らの招いた過ちで、どんどん道を外していく兄・藤原伊周を止めようとしていた藤原隆家(竜星涼)に、SNSでは「隆家、素晴らしい弟だなぁ」「伊周の企みを隆家が阻止できてよかったよ」「2人が兄弟愛を確かめたのではなく、決別のシーンだったのか…」「竜星涼さんの演技、すごかった」と、2人の兄弟愛に感じ入った視聴者の声が集まった。

また、為尊親王・敦道親王という想い人を立て続けに亡くしたあかねとまひろの会話も注目を集めた。ネットでも「あかねとまひろが語らうシーン、悲しいけど美しいな」「悲しむあかねさんも美しい…」「思いに沈むあかねも美しい」と久々に登場したあかねに見とれる視聴者が続出した。『蜻蛉日記』の作者・藤原寧子(財前直見)の言葉を通じて物語を書くことを勧めたまひろだが、あかねはどのような物語を書き上げるのだろうか。今回は、「愛」をテーマに様々な人間模様が紡がれた回となった。

きょう22日に放送される第36回「待ち望まれた日」では、ついに懐妊した中宮・彰子と沸き立つ藤壺の女房たちの様子が描かれる。予告では酒席でまひろに絡む藤原公任(町田啓太)や、源倫子(黒木華)ファミリー、そして久々の登場となる清少納言の姿もあった。次回は果たしてどのシーンが最も注目されるのか。

REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら
(REVISIO)



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