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クリエイター向けノートPCのバッテリー動作とは? ASUS ProArt PX13搭載独自アプリの優れたUI

マイナビニュース / 2024年9月23日 15時11分

画像提供:マイナビニュース

夏のコミケの修羅場をProArt PX13で辛くも乗り切れたのは前の記事で紹介した通りですが、1.3㎏台の軽さでAdobeアプリ群を快適に動かせるパフォーマンスを発揮できたほかにも、この“相棒”はいつでもどこでも制作作業をしなければならないぐらい追い詰められたクリエイターを助けてくれる処理能力を備えています。

前回の記事では「とにもかくにもコミケに間に合わせないと!!!!」という切羽詰まった状況の中で言及できなかったそれらの特徴について、改めてその存在意義を考えてみたいと思うのでありました。

……とここまで読んで、「というわけで、ProArt PX13のおかげでいつでもどこでもAdobeアプリケーション群をぐりぐり使いこなすことができた筆者は修羅場を乗り越えて新刊を夏コミに並べることができたのであった」

とハッピーエンドで締めることができた前回のProArt PX13のレビューを思い出して「おろろ? ProArtシリーズってバッテリー駆動時はディスクリートGPUって無効になるんじゃなかったっけ?」と指摘してきたそこのあなた、詳しいですねえ。さては、ProArtマスター?

たしかにバッテリー駆動時はパフォーマンスモードが強制的にカットされて選択することができず、電力管理設定の多くのパターンでディスクリートGPUが無効となってグラフィックス処理はCPU(ProArt PX13の場合はAPU)に統合したグラフィクスコアを使用することになります。

「んんん、それじゃいつでもどこでもAdobeアプリを使えるとしても、その時の処理能力はほかのモバイルノートPCとそんなに変わらないじゃないすか。その状態で使うProArt PX13の存在意義とは?」という声も聞こえなくはないですが、しかし。

その電力管理ユーティリティーの設定次第で、バッテリー駆動時でもディスクリートGPUを有効にしつつ、処理負荷に合わせて電力消費をきめ細かく抑制することができます。この記事では、そのようなProArt PX13のきめ細かい電力管理機能を解説するとともに、ProArtシリーズに導入されている生成AI機能を利活用するアプリケーション、さらには対応が進んでいるアドビシステムズのアプリケーションにおける生成AI利活用機能についても紹介していきましょう。
○結構複雑! オペレーションモードとGPUモードを整理する

出先で使い続けることになるProArt PX13ということで、できるだけバッテリー駆動時間は長くあってほしいところですが、一方で、強烈に重たいAdobeアプリ群を快適に動かせるだけの処理能力は発揮させたいところです。処理能力と消費電力という両立しがたい使い方をする場合、きめ細かい電力制御が欠かせません。

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