古田敦也、途中から苦手になった投手明かす「急に球が速くなってん」

画像提供：マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が10日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「【エグい】低めから首元に! 曲がりすぎて膝に! 銀次&平田が明かす本当にスゴいあの投手【バッターズバイブル】」に出演。藤川球児氏について語った。

○古田敦也氏、藤川球児氏のストレートを絶賛

今回の動画では、銀次氏、平田良介氏をゲストに迎え、「すごいと思ったピッチャー」についてトーク。「見て驚いたピッチャー」として平田氏が名前をあげたのが藤川球児氏で、「メジャー行く前、あの時、僕はまだ1年目2年目だったんですけど、真ん中低めのストレートと思って振りにいったら、首らへんの高さやったんですよ。あの時に『あ、こんな人いるんや』って。あれはびっくりしました」と振り返った。

すると、古田氏も「たしかにね。最初見た時は(びっくりする)」「前飛ばへんもんね、1、2、3で振っても。藤川球児の真っ直ぐは」と共感しながら、「先発やった時は、そんな大したことなかったんやけど」「『いいピッチャー出てきたよ』って聞いたけど、滅多打ちにした記憶あるわ」と回想した。

続けて、古田氏は「ほんで1年ぐらい経って、抑えになって戻ってきたら誰も打てなくなってた、みたいな。急に球が速くなってん。体の使い方を覚えたのか150キロ以上で、彼の場合はスピンがきいてるから」と藤川氏のすごさを証言するとともに、「僕は苦手ですね、途中から全然打てない。振っても振ってもファウル。1、2、3で真っ直ぐしか狙ってないのにファウル」「前飛びやしない、みたいな」と、のちに大の苦手になったことも明かしていた。

【編集部MEMO】
『フルタの方程式』は、テレビ朝日で放送されていた古田敦也氏の初冠番組。2021年5月にYouTubeチャンネルとして復活した。名選手たちのハイレベルな技術論や、プロ野球選手だけが知るエピソードに加え、野球のギモンを解決する“方程式”を提案。「ピッチャーズバイブル」「バッターズバイブル」「キャッチャーズバイブル」など、「野球好きのバイブル」となるコンテンツを配信している。なお、古田氏が『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)にゲスト出演した際、番組MCのかまいたち・濱家隆一は古田氏のトーク力を絶賛し、『フルタの方程式』を楽しみにしている視聴者の一人であると明かしていた。
（）