1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

海外モバイルトピックス 第418回 縦折り型「フリップ式スマホ」、この冬も続々新製品が登場

マイナビニュース / 2024年9月24日 17時58分

画像提供:マイナビニュース

一般的な大きさのスマートフォンを縦に折りたためる構造であるフリップ式のスマートフォンが、次々と登場しています。日本でも9月にモトローラが「razr 50」「razr 50s」を発表。「そろそろ”フツー”に飽きてきた?」をキャッチコピーに目黒蓮さんの動画広告展開も始まっています。確かに最近のスマートフォンは代り映えしないデザインが多く、人とはちょっと違うスマートフォンを使いたいという人はもちろんのこと、閉じたままでもアプリが使える大画面を搭載したrazr 50シリーズはスマートフォンの新しい使い方を提唱しています。

日本では今のところサムスンとモトローラだけが縦折り式のスマートフォンを出していますが、海外では大手メーカーが次々と製品を投入。ファーウェイ、シャオミ、OPPOといった日本参入メーカーも海外では折りたたみモデルを出しています。またBlackviewなど2番手メーカーも折りたたみを投入しており、各メーカーの製品ラインナップの中で一際目立つ存在になっています。

2024年も折り返し点を過ぎ下半期に入っていますが、次々と新しい縦折式スマートフォンが海外で発表になっています。まずはインドやアフリカにスマートフォンを展開しているTECNOの「PHANTOM V Flip 2 5G」。開けば6.94インチのメイン画面、閉じれば3.64インチの外画面が使える折りたたみモデル。カメラは5,000万画素を2つと高性能。外画面ではアプリがそのまま動きますし、カメラのプレビューも行えるので高画質なメインカメラを使った自撮りもできます。このような製品がインドで売られる時代になったのです。

ちなみにTECNOは昨年も初代縦折りモデルとなる「PHANTOM V Flip」を発売し、アフリカで一躍人気になったそうです。日本ではiPhone人気が高く、他のスマートフォンには興味のない人も多いでしょうが、アフリカではTECNOの折りたたみがSNSなどで「最新スタイル」として大きな話題になりました。今年のPHANTOM V Flip 2 5Gも人気になることは間違いなさそうです。

ところで世界のスマートフォンの出荷台数のシェア順位をご存じでしょうか? 2023年は1位がApple、2位がサムスン、3位がシャオミでした。この上位3社はなんとなく分かるかと思います。そして4位は意外と思われるかもしれませんがOPPO。さらに5位にはTranssinが入っています。このTranssionは単独のスマートフォンメーカーではなく、傘下に3社をもつ企業。その3社とはTECNO、Infinix、Itelで、3社ともインドやアフリカなど新興国をターゲットにしています。TECNOの名前は日本では知られていないものの、グローバルでは一部の地域で大きな人気を誇っているわけです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください