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缶詰博士の珍缶・美味缶・納得缶 第329回 今度のやきとり缶はアヒージョだ! 絶妙な味付けがアウトドアでも活躍するぞ

マイナビニュース / 2024年9月27日 13時1分

画像提供:マイナビニュース

缶詰博士の黒川氏いわく「ホテイのやきとり缶が斜め上に進化中!」だそうで、前回はその例として新商品「チーズタッカルビ味」を紹介してもらいました。今回はもうひとつの新商品「アヒージョ」の話題です。

「アヒージョって油っぽいイメージがあるけど、これは違う。油まで美味しいし、しょう油が隠し味だったりして、白ごはんもいけるアヒージョなんです」

→これまでのお話はこちら

焼いたあとで煮ている

今回のやきとり缶はかなりユニークだ。何と、アヒージョなのであります。

鶏肉をリアルな炭火で焼いているのがホテイのやきとり缶のウリ。しかしアヒージョは、手短に申せば油による煮物である。"焼く"と"煮る"では調理法がまったく違う。それでいいのかホテイフーズよ!?

と、わざとらしく疑問を呈したけど、種明かしをしておこう。従来のやきとり缶も、厳密に申せば“煮る”工程があるのだ。

鶏肉を炭火で焼いたあとで缶に詰め、味付けのための調味液を注いでからフタを密封、加熱している。なので、鶏肉は調味液で煮た状態になっているわけ。

それでも炭火焼きの香ばしい風味を残しているのが、同社のやきとり缶の偉大なところであります。

やきとり缶なのに煮こごりなし

今回の新商品「やきとりアヒージョ」も、鶏肉は炭火で焼き上げてから缶に詰められている。

「やきとり缶と名乗っているからには、そこは譲れないだろうなァ」

などと考えながらフタを開けると、内観が従来品と違っている。やきとり缶といえば、鶏肉から溶け出た水分と脂分が煮こごりのような状態になって、肉の周りを埋めているはずなのだ。しかしこのアヒージョは煮こごりがない。

ホテイフーズの担当者M氏によると、油を使ったことで煮こごりができにくくなったそうだ。

後を引く強烈な旨味

いつものように箸上げ(正確にはフォーク上げ)すると、一気にガーリックの匂いが拡散した。まさにアヒージョらしい匂いであります。

しかしひと口食べてみると、不思議なことにガーリックの存在をあまり感じない。まず穏やかな甘じょっぱい味が来て、飲み込んだあとには強烈な旨味が残るのだ。何だろう、この後を引く感じは?

原材料をチェックすると、砂糖としょう油、アミノ酸系の調味料が入っていた。そこにガーリックの風味も加わって、強い旨味を作りだしているようだ。

肉がジューシーで柔らかい

かくのごとし。このやきとりアヒージョは白ごはんに合いそうなので、キャンプ飯に使うことにした。

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