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堂本剛、主演映画主題歌に20年超えの名曲「街」 「歌うたびに若いときの自分と対話する」

マイナビニュース / 2024年9月26日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める、映画『まる』(10月18日公開)の主題歌が26日、明らかになった。

同作は監督・脚本を荻上直子監督が務めたオリジナル作。近年では音楽活動が中心となっていた堂本が、監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至ったという。
○映画『まる』主題歌が「街(movie ver.)」に

先日、主演・堂本剛が、「.ENDRECHERI./堂本剛」として映画音楽を担当することが明らかになったが、さらに主題歌が、堂本剛が作詞・作曲を手掛け、2002年に発表した「街」を本作のために再レコーディングした「街(movie ver.)」に決定し、主題歌発表映像が解禁された。「堂本剛」名義で発表した1stシングル「街」が、自身の27年ぶりの単独主演作で主題歌となることで、映画への期待がさらに高まる。

この度解禁された主題歌発表映像は、「街(movie ver.)」のメロディとともに、主題歌レコーディング・劇伴制作の様子をとらえた映像や撮影のメイキング映像が映し出される。中には、堂本がピアノを弾く姿や、綾野剛・森崎ウィンらと談笑する場面など、貴重な映像が。同曲は現状リリースの予定はなく、フルで聴けるのは映画本編内のみとなっている。

○堂本剛 コメント

楽曲そのものは僕自身が人のことが好きじゃなかった時期に書いた曲で、傷つけられたり傷ついたりもするけれど、自分の中にある痛みを忘れたくないなという想いが宿っているんです。若い頃の自分の燃えたぎる闘いの痕跡と言いますか、痛みを忘れてしまうと人を傷つけてしまうかもしれないから、見失わないようにという強い心を歌っている曲なんですよ。だから、歌うたびに若いときの自分と対話することになるんですけど、その構図って『まる』という作品と一緒なんですよね。そうやって自分と向き合ってみて……当時からすごく変わったかと言うと、そんなに変わっているわけでもなくて。そこも沢田と重なるんです。たまたま描いた『○』で脚光を浴びていきますけど、『いや、こういうことじゃないのにな』と思って、描きたい絵を描くことで自分にとっての幸せ、喜びを実感するようになっていったのと、すごく似ているんですよね。『街』という楽曲も歌うたび、若いながらに自分自身であろうとした頃に戻っていけるからこそ、今回の映画のためだけのバージョンを歌う意味があると思ったので、考えるよりも感性的なものを大事にする、といったゾーンの中で歌唱させていただいて。ラストを自分の歌で締めさせてもらえるという、とてもぜいたくな作品になりましたし、『街』という楽曲を沢田が歌っていると錯覚するような着地の仕方をした気がするので、歌えて幸せだったなと思っています。
○山田雅子プロデューサー(アスミック・エース) コメント

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