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広島大、口腔状態が悪いと脳卒中患者の肺炎発症リスクが高まることを確認

マイナビニュース / 2024年9月25日 19時47分

そして3つ目は、機能予後不良を予測する修正口腔アセスメント評価のカットオフ値は7点(リスク4.26倍)、院内肺炎発症を予測するカットオフ値は8点(リスク7.89倍)であることが示されたとする。

最後の4つ目は、入院中に2回目の修正口腔アセスメント評価を受けた患者(全体の66.0%)では、初回評価時と比較して口腔状態の改善が見られたとした。

今回の研究成果により、急性期脳梗塞患者が入院した際には、早期から包括的な口腔アセスメントを行うことの重要性が示されたとしている。

修正口腔アセスメント評価を用いた口腔評価は脳卒中以外の他疾患を有する患者でも使用されており、今後、それぞれの疾患に応じたハイリスク患者を早期に指摘し、より効果的な口腔ケア介入プログラムにつなげることが期待されるという。また、多職種連携による口腔ケアシステムの構築や、長期的な予後との関連を調査する研究が、今後求められるとしている。
(波留久泉)



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