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メガネらしいデザインに一新、乱視矯正にも対応する新アイウェア「ViXion01S」の魅力

マイナビニュース / 2024年9月26日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

日本のスタートアップ、ViXion(ヴィクシオン)が新しいアイウェア(メガネ)タイプのウェアラブルデバイス「ViXion01S」を商品化しました。従来モデルよりもデザインをふつうのメガネにグッと近づけたのが特徴です。プレス体験会で最新モデルをいち早く装着してきました。

見え方を改善する次世代アイウェアがより身近に

ViXionは、国内の大手光学レンズメーカーであるHOYAで、暗い場所や夜間に目が見えにくくなる夜盲症(やもうしょう)という病気に悩む人のための特別な暗所視支援メガネを開発していたメンバーが集まり、2021年に設立されたスタートアップ企業です。

2023年9月には、ViXionにとって最初のコンシューマー向けプロダクト「ViXion01」をクラウドファンディングを通じて販売。本機はメガネ、あるいはサングラスのような形をした、顔に装着するウェアラブルデバイスです。手元から遠くまで見たいものに視線を向けるだけで、ユーザーの「見え方」をフルサポートする「オートフォーカスアイウェア」と同社は呼んでいます。医療機器ではなく、メガネとしては分類されないスマートデバイスです。

最新モデルは「ViXion01S」と名付けられました。“S”というアルファベットは「Standard」の意味。代表取締役CEOの南部誠一郎氏は「デザイン、使い勝手をより多くの人々が楽しめるようスタンダードにした」と思いを語ります。
2つの点が大きく変わった最新モデル「ViXion01S」

基本機能は、現行モデルのViXion01から大きく変わっていません。装着後に本体の掛かり具合を調整してから、瞳孔間距離や左右の目に合わせて視度を調整します。近さ5cmの手もとから遠くの視界がクリアに見えるだけでなく、ユーザーが「見たいもの」に対するピント合わせが素速く、自動で行われます。ViXionの開発責任者である内海俊晴氏は「人が最も自然に心地よく感じられる速度に、フォーカス合わせのスピードを最適化した」と説明します。

ViXion01Sが現行モデルのViXion01から大きく変わった点は2つあります。ひとつはデザインです。

ViXion01は、スポーツ用アイウェアをさらに近未来的にしたようなデザインでした。ガジェットファンを中心に好評だったものの、南部氏は2つの理由からデザイン変更に踏み切ったといいます。

「当社が想定していたよりも多くの人からViXion01に興味・関心をいただいたため、ふだん使うアイウェアとしてはデザインが斬新すぎる、という声が寄せられました。女性の方からもふだん使いしたい、という意見をいただいたことから、よりメガネらしいデザインにすることを決めました」

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