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にしおかすみこ、認知症の母らとの同居生活で「よりタフに」 自分ファーストを意識「自分が元気じゃないと…」

マイナビニュース / 2024年9月26日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

●『ポンコツ一家』の反響に喜び「逆に私が元気をもらっている」
2007年に女王様キャラのSMネタでブレイクし、近年は認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父との同居生活を描いた「FRaUweb」での連載「ポンコツ一家」が注目を集めているお笑い芸人・にしおかすみこ。同連載を加筆修正し、書き下ろしも加えた『ポンコツ一家2年目』が9月20日に発売された。笑って泣ける家族の日常を赤裸々につづっているにしおかにインタビューし、家族や介護との向き合い方について話を聞いた。

コロナ禍の2020年に久々に実家に帰った時に、ゴミ屋敷化した我が家と、認知症になり変わり果てた母の姿を目にしたにしおか。そこで同居を決意し、家族4人での生活が始まった。2021年より始めた、家族についてつづった連載「ポンコツ一家」が話題を呼び、2023年1月に『ポンコツ一家』を刊行。そして、このたび同居2年目のエピソードをまとめた『ポンコツ一家2年目』が完成した。

――「ポンコツ一家」の連載と1冊目の書籍『ポンコツ一家』の反響をお聞かせください。

「たくさん笑った」「泣いた」「感動した」と多くの方に言っていただけてうれしかったです。笑ってほしくて書いた本ですが、そういった声をいただいて逆に私が元気をもらっているので、すごくありがたいですし、ほっとしました。一発屋なので、「懐かしい」という声も多くて。一発屋で女王様をやっていたから、思い出しくださって、注目してもらえたというのもあると思うので、やっていてよかったなと思いました。

――改めて、4年前に同居を決断した思いを教えてください。

腹をくくったわけではなく、当時ゴミ屋敷になって床が砂場みたいになっていて、母が同じことを何回も繰り返したり、感情のコントロールができなかったりしたので、私がいた方がいいんじゃないかなという程度で帰りました。

――逃げずにちゃんと向き合うことにされたんですね。

逃げたくなる時もありますが、なるべく息抜きをして自分が病まないように、「今元気かな?」と心の健康を確かめながら生活しています。

――同居されてから4年経ちますが、ご家族はどう変化されていますか?

それぞれの症状の変化や年を取っていくというのは感じますが、3人とも個性がパワーアップしています。昔から母も姉も父も個性が強くて、私が一番薄いぐらいで。それに対する私の図々しさやふてぶてしさもパワーアップしていて、よりタフに図々しくなったなと思います。

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