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にしおかすみこ、認知症の母らとの同居生活で「よりタフに」 自分ファーストを意識「自分が元気じゃないと…」

マイナビニュース / 2024年9月26日 7時0分

○“ダメと言わない”勇気を持って見守るように

――ご家族と同居する前に抱いていた介護のイメージと、実際に介護と向き合うようになってから気づいたことをお聞かせください。

実家に帰るまで介護のイメージすらしてなかったです。一緒に住むようになって、認知症に関しては、すごくちゃんとしている時もあるけど、やっぱりすぐ忘れちゃうんだなと思う時もあって、難しいなと。認知症に関してもダウン症に関しても、母や姉の個性を見ないで知識だけで考えると間違った判断をしてしまうなと思っているので、母はどういう人なのか、姉はどういう人なのか、それぞれの性格をちゃんと見るようにしています。

――それぞれの性格をしっかり見て接していらっしゃるということですが、お母さまと接する時はどんなことを意識されていますか?

できることが少なくなっていくので、あまり「ダメ」と言わないようにしています。一緒に生活していると危なっかしいこともいっぱいありますが、何でも「ダメ」と言っていると母の行動範囲が狭くなるし、母の人生なので母の好きにしてもらいたいなと。その結果、ケガをしてしまうことがあったとしても、私は後悔しますけど、本人の人生なので仕方ないと思っています。だから、見守るのみですね。

――「ダメ」と言わずに見守るというのは、勇気がいることですよね。

そうなんです。ついつい「危ないよ」「ダメだよ」と言いそうになるんですけど、好きなようにしたらいいじゃんと思うようにしています。

――お姉さまに対してはいかがですか?

姉も基本的には一緒で、「ダメ」となるべく言わないようにしています。

――そしてお父さまは酔っ払いとのことですが、酔っぱらっている時の対処法などあるのでしょうか。

ないです(笑)。昔から父はポンコツなので、受け止めているわけではないですが、そんなもんだと思うようにしています。

――ご家族について書くことで自分の気持ちが安定するということもあるのでしょうか。

それが今のところあまりなくて、1年前のことを書くと、1年前と同じぐらい腹が立ったりするんです。思い出して同じぐらい悲しくなる時もあるし。なのでどちらかと言うと、読んでくださった方がコメントをくださることで元気になるという感じです。そして、なるべく好きなことをして、しんどいことをなるべく引きずらないように、こまめにリセットするようにしています。

●自分の幸せを一番に「自分が元気じゃないと家族も幸せにできない」

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