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Z世代は「タイパ」とはあまり言わないことが明らかに - 理由は?

マイナビニュース / 2024年9月26日 9時13分

画像提供:マイナビニュース

SHIBUYA109エンタテイメントは9月25日、「Z世代の時間の使い方に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年8月、15~24歳の高校生・大学生・短大・専門学校生など学生461名を対象にインターネットで行われた。(グループインタビューは計8名、Z世代の声として一部掲載)

○当たり前すぎて「タイパ」とは言わない、無意識タイパ世代

時間の使い方について聞いてみたところ、効率的に時間を使いつつも、大切だと思うことには時間をしっかり費やしているということがわかる。一方で、「『タイパ』という言葉を日常的によく使う」という質問では、「あてはまらない」という回答が7割以上となり、「タイパ」という言葉自体はあまり使われていないことが分かる。

タイムパフォーマンスや、効率的な時間の過ごし方を意識する理由は以下の通りとなり、沢山の予定をこなすために効率化を求めているわけではないことがうかがえる。

○Z世代の「タイパハック」動画はコンテンツ毎に異なる速度で

「効率化したい・時間を短縮したいと思うこと」と「時間をかけても惜しくないと思うこと」を選択式で聞いてみると下記のような結果となった。

続いて、時間を効率的に使うためにやっていることについて聞いた結果は以下の通りで、移動時間に関するものが2位3位となっているが、フリー回答でも同様の質問をした場合も「移動時間」というワードが目立っている。

また、時間の効率化に関連して動画の倍速視聴について聞いてみると、知識や情報を得るためのコンテンツは2倍速視聴が30%弱と多数派となる一方で、映画に関しては2倍速視聴は10%未満となるなど、コンテンツによって視聴速度が異なることが明らかになった。

○「何もしない」時間が欲しい、タイパした先に求める非効率

Z世代の時間に対する考え方を知るために、「何もしない時間」と「予定の詰め方」について聞いてみると、「何もしない時間が好き」で「予定はあまり詰めたくない」というグループが最も多いことが明らかになっている。

あらためて、何もしない時間について聞いてみると、「何もしない時間が欲しい」に「あてはまる」と回答したZ世代が約7割となった。 Z世代は「効率的」な時間を大切にしつつも、それとは逆の過ごし方にも魅力を感じていることがわかる。また、「何もしない状態」についての詳細をFAで聞いたところ「SNS」「スマホ」などスマートフォンに関連するワードが目立った。その反面、インタビューではデジタルデバイスから一定の距離取ろうとしている様子もうかがえた。

そこで、デジタルデトックスについて聞いてみた結果、以下の項目が上位となった。最近のトレンドにもなっている「自然界隈(高原や川などの自然を好むコミュニティのこと。自然豊かな場所に出向いた写真や動画に「#自然界隈」をつけて投稿するZ世代が増加している)」がデジタルデトックス的な文脈でも楽しまれていることがわかる。

このような結果から、Z世代にとっては効率的な時間の使い方が当たり前だからこそ、そうではない時間の大切さを感じて 「なにもしない時間」や「デジタルデトックスな時間」の需要が高まってきているといえる。
(Yumi's life)

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