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日立が「社会をととのえるサウナ」を渋谷にオープン、その狙いとは?

マイナビニュース / 2024年9月26日 18時8分

画像提供:マイナビニュース

日立製作所(日立)は9月26~29日までの4日間、東京都渋谷区で「社会をととのえるサウナ」を期間限定でオープンする。サウナで“お題”に向き合うという新たな体験を提供することで、来客に日立のIT(情報技術)やOT(制御・運用技術)といった事業に親しみを感じてもらうことが狙いだという。

マンガ&エッセイ『サ道』の著者であるタナカカツキ氏のプロデュースによる「ととのい」空間である「渋谷SAUNAS」(東京都渋谷区桜丘町)を活用する。

26日の説明会に登壇した日立 グローバルブランドコミュニケーション本部 コーポレートデジタルコミュニケーション部 主任の若林瑞希氏は「この社会は課題だらけ。日立はさまざまな社会課題に向き合って、一つずつととのえていきたいと思っている。『ととのった社会ってどんなことなのだろう』ということを考えるきっかけを提供したい」と“お題だらけ”のサウナをオープンする狙いを語った。

来客は番台にて、大喜利風のお題が書かれたタオル(全5種)を受け取り、複数のサウナを楽しみながらお題に向き合う。更衣室や洗面所、外気浴スペースなど、いたるところにさまざまな社会課題をイメージしたお題が展示されている。

例えば、「リモートワークもここまで来たか。どんな働き方?」「人生100年時代。健康で長生きするための、思いもよらぬ秘訣とは?」「あ、こいつAIだな。なぜわかった?」と、環境やエネルギー、働き方などさまざまな社会課題に関するお題が展示されていた。

説明会にはタレントの渋谷凪咲さんもゲストとして登壇し、日立が出したお題で大喜利を披露していた。

最近よく耳にする「ととのう」とは、サウナ浴によりリラックスし、身体が軽く感じられる状態のことだ。参加者はサウナ浴でととのいを感じた後、それぞれのお題に対する日立の答えをラウンジスペースで見れるほか、日立のデジタル技術を活用したソリューションのデモ展示も体験できる。また、特設ウェブサイトでも全53個のお題とそれに対する日立の答えが公開されている。

例えば、先述した「あ、こいつAIだな。なぜわかった?」というお題に対する日立の答えは、「AI作の文章を見分ける世界初の三重以上の電子透かし技術でAI時代の偽造防止に。」だった。日立は生成AIが作成した文章を判別する新技術を開発している。AIが文章を作成する際に「電子透かし」として特定の単語が含まれ、AI生成の文章かどうかが判断できる技術だ。「日立はデジタルの力を使って社会課題を解決していく」(若林氏)

社会のあらゆる課題に注目し、サウナを通じて一つずつととのえていくーー。そんな体験をしたい人は4日間限定の「社会をととのえるサウナ」まで足を運んでみてはいかがだろうか。なお営業時間は8時~24時。利用料金は平日2800円~、土日祝3500円(いずれも税抜)~。
(早川竜太)

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