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はやぶさ2が26年7月にフライバイ観測予定の小惑星の名称「トリフネ」に決定

マイナビニュース / 2024年9月26日 20時1分

なお、惑星のような大きな天体に対するフライバイ観測とは異なり、小惑星へのそれは観測対象が小さいためにそれだけ近傍を通過する必要がある。当然ながら、その分、衝突などの危険性も高まる(トリフネ本体に衝突せずとも、周囲に衛星がある可能性もある)。トリフネは、およそ500m(440~700m)の細長い形状と見積もられており(京都大学の有松亘特定助教らが2024年8月に発表した、新開発の技術を用いたデータ解析では、長径約840m・短径約310mの細長い形状と推定された)、その近くを秒速約5km、時速に直せば約1万8000kmで通過することになる。はやぶさ2#(はやぶさ2拡張ミッション)チームは、この危険極まりない高速度でトリフネの至近を通過してフライバイ観測を行うことをよく理解した選定としている。

なお、今回の命名キャンペーンで、5名以上が提案した名称は60個ほどあったそうで、子ども選定委員はその60個を検討し、「とりふね」または「あめのとりふね」を提案した人は10名いたとした。

はやぶさ2#チームは、トリフネへのフライバイ観測に向け、今後も準備を進めていくとしている。
(波留久泉)



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