【TGS2024】日本ゲーム大賞は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
マイナビニュース / 2024年9月26日 21時38分
2024年9月26日から開催中の「東京ゲームショウ2024(TGS2024)」にて「日本ゲーム大賞 2024(Japan Game Awards2024)」が発表された。
部門は、トップクリエイターがプロの視点で「創造性」や「斬新性」を基準に評価し、最も優れた作品を1つ選出する「ゲームデザイナーズ大賞」、ゲーム産業の発展に寄与された「人物」や「団体」を対象とする「経済産業大臣賞」のほか、「年間作品部門」として、「ブレイクスルー賞」「ムーブメント賞」「特別賞」「ベストセールス賞」「優秀賞」「大賞」。
「年間作品部門」は、2023年4月1日から2024年3月31日の間にリリースされた作品を対象に、一般投票を募集。選考委員会による審議を経て、受賞作品を選考した。
それぞれの結果は、以下の通り。
【ゲームデザイナーズ大賞】
『Viewfinder』
ゲームデザイナーズ大賞審査員長の桜井政博氏(ソラ 代表)コメント
今回ゲームデザイナーズ大賞に選ばれた「Viewfinder」は、昨年度の選考にも名前が挙がっていましたが、アーリーアクセス期間だったので見送りになっていました。
昨年度とは関係なく今年度改めて審査したのですが、審査員から多くの票を得て授賞となりました。
本作は、平面の写真を立体投影して進むパズルゲームです。
絵だと思っていたものが立体になり、逆に立体が絵になり、トリックアートを実際に歩くようなシステムは、わかりやすくも唯一無二のアイデアでした。
難易度はそんなに高くはないので、機会があればぜひ楽しんでいただければと思います。
【経済産業大臣賞】
「プレイステーション」
本来ゲーム産業の発展に寄与された「人物」や「団体」を対象とする賞だが、ゲーム文化の礎を作られたプレイステーションの不朽の貢献を鑑み、また、プレイステーションに携わった全ての人に敬意を表し、今年の「経済産業大臣賞」に選出したという。
受賞理由
1994年に発売され、今年12月に30周年を迎える初代プレイステーション。
メディアに CD-ROM を採用し高騰するソフトの価格を下げ、さらにはレコードショップやコンビニなどの新たな販路を活用することで、ゲームファンの層を広げるとともに、さまざまなゲームメーカーやタイトルの参入により一世を風靡。ゲーム市場に大きな変化をもたらしました。
テクスチャーマッピングによる3Dグラフィックを実現した次世代高性能ビデオゲーム機として、開発者の表現の可能性を広げるとともに、新たなゲーム体験をファンに届け、据え置き型としては初めて世界累計出荷台数が1億台を超える一大ベストセラーになるなど、日本のゲーム産業の発展に貢献。また、現行のプレイステーション5に至るまで30年の長きにわたり産業をけん引されてきた点も評価され、経済産業大臣賞の授賞となりました。
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