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【TGS2024】3Dピクセルアートとミステリアスな余韻が心地いい。『Tokyo Stories』をプレイ!

マイナビニュース / 2024年9月27日 13時53分

画像提供:マイナビニュース

2024年9月26日から29日まで開催される「東京ゲームショウ2024(TGS2024)」のインディーゲームコーナーにて、株式会社ドリコムが出展中だ。ブースでは、開発中のピクセルアートアドベンチャー『Tokyo Stories』の試遊台を用意していた。実際にプレイしたインプレッションをお伝えする。

最新のプレイアブルデモで『Tokyo Stories』の世界観に触れる

『Tokyo Stories』は、ピクセルアートと3Dを融合させたビジュアル表現が魅力のアドベンチャーゲーム。主人公の少女「スズ」は、いつの間にか姿を消した親友の少女「ユノ」を探し、「誰もいなくなった東京」を彷徨い歩く。

「TGS2024」にあわせて用意された最新バージョンのプレイアブルデモでは、ゲームの冒頭部分を試遊できる。早速プレイしてみると、乗客のいない電車の中でスズが目を覚ますシーンから物語が始まった。

スズがふとスマホを取り出すと、「カメラロールを見る」と「あたりを見渡す」という2つの選択肢が表示される。どちらを選ぼうか悩みながら十字キーを動かすと、それぞれの選択肢の上下にいくつかのモノローグが浮かび上がった。

スズが今なにを想って、その行動を起こすのか。選択肢の裏にある細やかな心情をモノローグで補完してくれるので、プレイヤーはスズとシンクロしながら、より自分の気持ちに近い選択肢を選ぶことができる。丁寧な心理描写に、早くも物語の奥行きを感じた。

地下鉄の出口を出ると、スズは東京・渋谷へと辿り着く。時間は午後11:24。ぼんやり光る街灯の明かりに導かれるように、人気のない裏路地を進んでいく。

本作では、固定視点のカメラアングルを採用している。操作をしていると、まるで町中に設置された監視カメラでスズを追跡するような不思議な感覚になった。同時に、ピクセルアートで描かれた趣きのある夜の町の風景を、じっくりと観察しながら散策できて楽しい。

さらに路地の奥へ進むと、スズの探していた親友の少女「ユノ」がゲームセンターの前に立ちすくんでいた。どうやらここは、2人が初めて出会った大事な場所らしい。しかしユノはそれを思い出せず、「あなたは…誰?」とスズに訊ねる。すると、2人が光る蝶に包まれて画面がホワイトアウトし、別世界へと切り替わった。

目の前に現れたのは、壊れた建物が宙に浮かぶ灰色の世界。ネオンサインを光らせていたはずのゲームセンターにはツタが茂り、看板も朽ち果て、景色は一変する。

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