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【TGS2024】3Dピクセルアートとミステリアスな余韻が心地いい。『Tokyo Stories』をプレイ!

マイナビニュース / 2024年9月27日 13時53分

ふと辺りを見回すと、黄色い蝶が舞っていた。蝶に触れるとスズのあとをついてくるようになり、不思議な力で見えない道を作り出したり、ゲームセンターに絡まるツタを消してくれたりする。

すべてのツタが消え去ると、ゲームセンターは色を取り戻し、入口には「思い出の中のスズとユノ」が姿を現した。スズはユノと初めて出会った日の記憶を取り戻し、現実世界へと戻る。

現実世界の渋谷の町と、思い出を辿る記憶の世界。この2つを行き来しながら彷徨い歩くことで、物語は少しずつ核心に迫っていく。なぜユノがスズの前から姿を消したのか、2人の間に一体なにが起きたのか。今回のプレイアブルデモを試遊しただけでは、まだまだ多くの謎が残るが、そのミステリアスな余韻が本作への期待値をさらに高めてくれた。

開発者にインタビュー! こだわり抜いた完成品をプレイヤーに届けたい

ゲームプレイ後には、『Tokyo Stories』の開発を担うプロデューサー/ディレクターの池田佑基氏、デザイナーの寺島誠一氏にインタビューを行い、作品についてお話を伺った。

池田氏が本作で特にこだわったのは、「ストーリー」だ。「自分とどう向き合うのか」をテーマに主人公のスズが生まれ、試行錯誤を重ねながら物語を作り上げたと教えてくれた。

一方、デザイナーの寺島氏が重視するのは、「見た目の気持ちよさ」。ピクセルアートと3Dを融合させることで、作り込みすぎない、程よく密度のあるビジュアルを目指し、開発を進めているのだそう。

本作の舞台となる渋谷の景色も、ピクセルアートのレトロな魅力を活かし、「最新のピカピカした渋谷」というよりは、「ノスタルジックな雰囲気を感じる、少し昔の渋谷」をイメージして描いていると明かしてくれた。

また、本作の発売を待ち侘びるプレイヤーに向け、池田氏は「自分たちが納得できるものを作って皆さんに提供したいので、もうしばらくお待ちいただければと思います」とコメント。寺島氏も、「自分たちとしても早く完成させたい気持ちはあるけれど、ゲームの遊びごたえの部分をしっかりと突き詰めてからプレイヤーの皆さんにお届けしたいと思うので、ぜひお待ちいただけますと幸いです」と語った。

『Tokyo Stories』の発売日は未定ではあるが、「TGS2024」での試遊を通して世界観に触れ、続く物語を想像しながらリリースを楽しみに待ちたい。
(日比佳代子)



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