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GoogleのAIノート「NotebookLM」さらに便利に、YouTubeと音声ファイルに対応

マイナビニュース / 2024年9月27日 16時10分

画像提供:マイナビニュース

米Googleは9月26日(現地時間)、試験提供中のAIノートブック「NotebookLM」のアップデートを発表した。ソース(情報源)として、Googleドキュメント、Googleスライド、PDF、テキスト、Web URLに加えて、YouTubeのURLとオーディオ・ファイル(.mp3、.wav、. m4aなど)が新たにサポートされ、学習ガイドを生成する機能が追加された。

NotebookLMは、AIを活用して情報整理を効率化するツールである。クラウド上のデジタルノートブックに、資料、データ、メモなどをアップロードすると、その内容を解析したAIを利用できるようになる。たとえば、研究者が論文やレポートをアップロードし、重要な情報を抽出してまとめてもらったり、学生がテキストブックや講義資料をアップロードして試験対策に利用できる。ビジネスパーソンの利用も増加しており、情報整理の効率化、知識の共有やブレインストーミングなどに役立てられている。

パブリックなYouTubeのURLをソースに追加すると、動画の重要なポイントが自動でまとめられる。ユーザーの質問に対する回答には、その根拠となるトランスクリプトの部分にリンクされたインライン引用が含まれ、クリックして該当箇所を直接確認できる。また、ノート内にはYouTubeプレーヤーが埋め込まれ、直接動画を再生することも可能である。

オーディオファイルをアップロードすると、音声が自動で文字起こしされ、録音内容全体から特定の情報を検索して簡単に見つけ出せるようになる。講義の内容をさらに深く理解したり、会議の録音から議事録を作成するなど、幅広く活用できる。

学習ガイドは、要点、用語集、問題と解答、エッセイ問題など、学習をサポートするためのコンテンツを含む。メモ、講義スライド、授業の録音などを指定して、ワンクリックで簡単に作成できる。

さらに、NotebookLMから「Audio Overview」(現時点で対応言語は英語のみ)を直接共有する機能が追加された。「Audio Overview」は、音声による概要である。これはテキスト概要の読み上げではなく、バーチャルホストによる会話形式の要約コンテンツが生成される。ラジオ番組のホストがディスカッションするようにトピックが掘り下げられ、テキスト概要を読むのとは異なる体験で理解を深められる。AI生成を理解と洞察に役立てるユニークな活用方法である。
(Yoichi Yamashita)

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