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Google Workspaceをビジネスで活用する 第98回 ついに日本語対応、「Gmail」などでサイドパネルから「Gemini」が使えるように

マイナビニュース / 2024年10月25日 9時0分

例えばGmailの場合ですと、対話しながら特定のメールを検索したり、長いスレッドを要約したり、返信する内容の候補を提示したりしてくれます。

また、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートの場合、サイドパネルでGeminiを呼び出すだけでファイルの内容を要約した概要を確認することができますし、ファイルの内容を参照してタイトルを考えたり、リライトの候補を提示したりすることも可能です。

さらにGoogleスプレッドシートでは、具体的な指示をすることで表のひな形を作成することも可能。テキストで指示をするだけで新しい内容を作成したり、既存のファイル内容をブラッシュアップしたりできるのは非常に便利です。

もちろん、現状提供されているのはあくまでα版ということもあって、誤った結果を返したり、想定とは異なるデータを参照するなどして、思うような結果が返ってこないケースもあるようです。

また、ツールによっては英語版で提供されていると見られるインタフェースが備わっていない場合もあるなど、まだブラッシュアップが必要と感じさせる部分は少なくありません。

しかし、それでもサイドパネルを通じてGoogle Workspaceの各ツールとGeminiを一体になることで、Geminiの活用がとてもやりやすくなったと感じるのは確かです。

日本語でGemini for Google Workspaceのフル機能が利用できない現状、お金を払って利用するハードルが高いことは確かですが、一部のメンバーに限って利用してみるなどして、その使い勝手を一度体験してみることをおすすめしたいところです。

佐野正弘 福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。 この著者の記事一覧はこちら
(佐野正弘)



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