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冷蔵庫が「野菜をみじん切り」をサポート? 三菱冷蔵庫の新しい野菜冷凍機能を体験

マイナビニュース / 2024年11月18日 13時54分

画像提供:マイナビニュース

食材価格の値段が高騰しているいま、家庭にて食品ロスをなくすことがますます重要になっています。そんななか「野菜のフードロスを減らす」ことにこだわったのが、三菱電機の冷蔵庫新製品に搭載される「できちゃうV冷凍」という機能です。

同機能を搭載した新製品は「中だけひろびろ大容量」シリーズの一部。ラインナップには12月中旬発売の真ん中野菜室「MZ/MDシリーズ」に、2025年1月下旬発売予定の真ん中冷凍室「WZ/BD/JWシリーズ」、そして2月上旬発売の「JWシリーズ」があります。

新機能がどうしてフードロスを減らせるのか、三菱電機のプレス向け発表会にてチェックしてきました。

野菜はなぜ家庭のフードロスで一番多いのか?

三菱電機によると、自炊をする家庭において一番フードロス量が多いのが「野菜」。一般的に食材を長期保存させたい場合は冷凍すれば良いのですが、じつは野菜は冷凍保存されずに廃棄される率が高いそうです。

というのも、野菜を冷凍保存する場合は通常「使うメニューを想定した下ごしらえ」が必要になるから。買った野菜をザク切りにするのか、みじん切りにするのか、あるいは千切りにして使うのか? 冷凍する段階では決められず、結局そのまま野菜室に保存してダメにしてしまう人が多いそうです。

そこで、三菱電機は2024年の新機能として「できちゃうV冷凍」を開発。新機能を利用すると、あらかじめ冷凍してある野菜を手で砕いて簡単に「ザク切り」にも「みじん切り」にもできるようになります。
まな板も包丁もなしで「ザク切り」や「みじん切り」が可能に

新機能「できちゃうV冷凍」は、簡単に説明すると-25℃という超低温の風を食材に直接吹き付けるという機能。一般的な冷凍庫の庫内温度は-18℃以下なのですが、できちゃうV冷凍を使った野菜は約-25℃まで冷やせるのです。

-18℃以下という一般的な冷凍庫で凍らせたキャベツを触ってみると、皮のようなしなやかさや弾力があり、曲げても割れることはありません。

しかし、-25℃まで冷やしたキャベツはガラスのように硬質。軽く力を入れただけでパキパキと面白いくらい簡単に割れます。凍らせた野菜の割り方を調整することで、ザク切りにもみじん切りにも対応可能なうえ、まな板も包丁もいらないので洗い物も最小限に抑えられます。

ただし、本機能には注意点もあります。ひとつが「常時発動している機能ではない」ということ。「できちゃうV冷凍」を使うには、冷凍済みの野菜を冷凍庫の浅型トレーに置いて「できちゃうV冷凍」ボタンを押す必要があります。

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