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阿久津仁愛「今までにない経験」和田雅成「夢は叶うんだな」『バントマン』の魅力を語る

マイナビニュース / 2024年11月23日 12時0分

○■和田雅成                                  ――もともと野球をやられていたそうですね。

中学校時代は野球部に所属していました。ショートを守って  いて、打順は3番でした。中学校時代の夢は野球選手だったので、野球選手の役を頂いて、しかも中日ドラゴンズのユニホームを着られるなんて、「一生懸命やっていれば、夢は叶うんだな」と思いました。

――バントについてはどんな印象を持っていましたか?

得点につながる、一つの手段ですよね。ただ、先頭打者がヒットを打つと2番はバントを狙うことになって、それが決まるか否かで3番の僕がやるべきことも大きく変わってくるんです。だから中学時代は、いつも「決めてくれ!」と思いながらネクスト・バッターズ・サークルにいましたね(笑)

――共演歴のある阿久津さんは、和田さんについて「とても優しい人」とのことでしたが。

いやいやいや(笑)。以前共演した時は仁愛が主役で、僕が脇で支える役だったんですが、本当に周囲に気遣いができるし…。彼は当時21歳だったと思うんですが、とても落ち着いているので25歳くらいだと思っていました。だから年齢を知った時はちょっと驚きましたね。共演していても、彼はこちらが欲しいと思った球をズバッと投げ込んでくれるタイプ。だから、すごくやりやすいんです。

――「真鍋義信の、こんな部分にも注目してほしい」ということはありますか?

真鍋は野球ももちろん好きなんですが、「ヒロさん」と呼んでいる柳澤大翔のことが大好きなんです。野球のことを愛しているけれど、実力が足りなくて。でも野球を通して、師匠でもあり友人でもあるヒロさんと出会えたことで、真鍋は自分なりの道を探そうと決意できたのではないでしょうか。そういう「ヒロさんと真鍋」という対比で、このドラマを見てもらっても楽しいと思います。

――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

人生って、ホームランやヒットを狙うのが普通なのかもしれません。でもこのドラマは、人生の中の「バント」を非常に大切にしていると思うんです。ホームランやヒットばかりを狙っても、上手くいくはずはない。時にはアウトになったり犠牲になったりすることも、「急がば回れ」ではないけれど、人生においてはプラスになる気がします。そうしたことを、このドラマを通して感じてもらえたらいいなと思っています。真鍋もそんな決断をすると思うので、引き続きご覧ください!

(C)東海テレビ FOD
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