コロナ禍後の外出頻度は回復も、筋力低下と健康意識の課題浮き彫りに
マイナビニュース / 2024年12月13日 9時38分
また、加齢とともに生じる筋力の低下や健康づくりの重要なキーワードとして「フレイル」※があるが、「フレイル」となる要因の一つに「速筋」の減少があげられる。そこで、このフレイルの認知度や速筋とフレイル関係の認知・理解度も調査した。
年代が上がるにつれてフレイルの認知度は上がるものの、フレイルが何かを知らないという人の割合は70歳代で約4割、40歳代では約6割だった。さらに、フレイルの要因の一つは速筋の減少であることを知っている人の割合は全年代で1割未満にとどまった。
※フレイルとは、健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間の状態として、日本老年医学会が2014年に提唱した概念。
本調査により、外出頻度はコロナ禍前の状況に回復したが、筋肉や筋力、体重・ストレスなどの観点ではコロナ禍前には回復していない傾向があることがわかった。
外出を楽しむには健康は大事な要素だが、運動習慣がある人が比較的多い一方で筋肉や筋力が回復しないままの人が多くいた。また、筋肉に関しては、速筋・遅筋の認知度は低く、シニアの社会問題となっているフレイルに関する認知も十分ではなく、速筋を意識した運動や生活を習慣づけることの大切さが示唆される結果となった。
(花音)
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